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12月1日 にちようび

 まーたまた、すーごい時間が空いてしまったよ。
「まったく、ここのHPの人、何しているのかしら!? 日記書く時間くらいとれないの!?」

 はー。家、超ぐちゃぐちゃです。すっごいよ。絵に描いたような、「まさに引っ越し風景」。すばらしい!

 今日は、ついに12月になってしまいました。早いものですね。何の話からしようかな〜。
今日も一日お土産買いでした。「も」ってことは、そうです。昨日もです。昨日、初めてお土産買いに
行きました。そして、おとといは本ダンボール一箱分発送しました。その前の日に、初めて荷物を
送りました。これまた本ダンボール一箱分。 じゃぁ、この日、木曜の話から・・・・

 木曜日。仕事をしていました。終わらね〜〜〜〜。例の水生昆虫Web図鑑が、思うようになかなか
進まないんですね。 で、お昼休みになるとき、ふと、職場の棚にある山ほどの本を見ていて、今日
今から発送するかな〜と突然思い立ち、職場にあったダンボール箱に詰められるだけ詰めて、タクシー
で郵便局に向かいました。めちゃ重かった。 郵便局に着き、まずは税関のおばちゃんのところに。
おばちゃんには、写真を撮ってあげたこともある仲(?)なので、ほとんど中身チェックなしで通過。
快調、快調。書かなきゃならない書類をもらって、重さチェックの窓口へ。すると、荷物は20kgまで
しか送れないと言う。ぼくのダンボールは38kgだった。で、「2つに荷物を分けろ」とのこと。『じゃぁ、
ダンボールをくれ』。「ここには無い。どこかで探すしかないね」。 ・・・30分ほど歩いて真っさらな
きれいなダンボールを2つ調達。郵便局のテーブルで、でっかいダンボールの本を2つの買ってきた
ダンボールに分けている  と、税関のおばちゃんらが、「用事があるから、ちょっと外す。1時間で
戻る」と出ていった。荷物を分け終えたぼくは、待つ。待つ。ひたすら待つ。退屈。隣に来た片手の
不自由な人の切手貼りを手伝ってあげたり、筆記用具を持ってきていない人にボールペンを貸して
あげたり、まるで郵便局の超親切な職員だ。親切職員を演じていると、待望のおばちゃんら帰還!
書類にハンコ押してもらって、書類完了。すると今度は、「ダンボール箱は紙で包装しなければなら
ない」とのこと。『その紙をくれ』。「ここには無い。文房具屋で買ってきな」。紙を買いに行く。白い
真っさらなダンボールをわら半紙みたいな紙でくるむ。くるんで、住所を紙に書いて、ようやく完成。
2箱、発送! 郵便局に来て、すでに2時間半経過。

 次の日、今度は家にある本を送りに行った。今度は20kgまで送れるだけの本を送って、あとは
持ち帰ろうという計画(家に秤がないから重さがわからない)。今日は最初から、文房具屋に行って
紙を買う。すると、お店のお姉さんが、「箱で送るよりも、2kg以内の小包みに分けて送った方が、
遙かに安上がりだよ」と。たしかに、昨日は2箱、しかも数ヶ月かかる船便で、ブルガリア人1ヶ月分
の給料くらいが消えてしまった。お姉さんの助言に従って、小包み用袋を10ほど購入。それから
郵便局窓口でずーーーーっと奮闘:『これ、いまどれくらい?』 「2kg120g」 『あっ、じゃ、1冊
本抜いて。今いくら』 「1kg890g」 『あっ、OK。封して。』 『これはいくら』 「1kgと150kg」
『あっ、じゃぁちょっと返して。もう数冊入れるから』 『今度はいくら』 「2kg60g」 『あぁ、だめだ』 
・・・・と。窓口のお姉さんは「あんた、まだ、あるの?」「あと、いったい幾つあるの?」と、あきれ顔。
結局、袋を途中で買い足して、12袋発送。今日は、郵便局滞在1時間半ほど。昨日よりは良い
ペース。

 きのう、土曜日は、一日中買い物をした。ブルガリアに来て、一番お金を使ってしまった日。
まずは本屋に行って、自分の欲しい本やお土産用の本を購入。そして、警察近くにあるお気に入り
の美術品店で、いろいろ購入。おもにブルガリアの絵などを山ほど買っちゃった。そして、海公園
の方にある民族工芸品を扱っているお土産屋で、これでもか、これでもかというほど大量購入。
会計してもらって、金額にちょっとびっくりした。でも、まぁ、しょうがないな。これだけ買ってれば。
 夜はコルネリアの家に招待された。スヴェトスラフがいて、ちょっとびっくりしたけれど、まぁ、
ぼくの子供じゃないのでイスタンブールのことは水に流して、普通に振る舞った。後半、スヴェトは
寝てしまい、コルネリアとジョ−ロと3人で、いろいろいーっぱい話した。とても楽しかったな。

 今日は、またお土産買い。メトロに行って、酒を山ほど購入。ヴィノとラキアで計9本くらい買った。
重かった。香辛料もたくさん購入。あと、リュティニッツァとか大好きなアルベニとかも大量購入
したいところだったけれど、メトロにはいいのが置いてなかった。しかし、メトロの中を回っていると、
どんどん買いたいものが増えてきて、良くないな。



11月19日 サボりがちだな・・・・ 日記。

 泣いた。ひさびさだ、こんなに涙が出るのは・・・・ って、単に玉ネギのせいです。今、夜の11時半。
なにを思ったか、さっき、カレー作り始めました。あさってから、ソフィアで数日過ごすっていうのに、5皿分ほど。
 一日中いらいらしているのは、身体に良くないですね。きっと。だけど、なんだか落ち着かない。
職場では相変わらずピリピリしていて、余裕がない。はー。人間の器が小さいのだな。
 なんでも入れる「犬の餌カレー」と命名。冷蔵庫にあったもの、なんでも放り込んだ。賞味の期限的に
非常にやばそうなものもあったんだけど、、、、ま、大丈夫。きっと。どうせ煮るんだし。って、あんまり
美味しくなくなったら、困るんだけど。 今さっき、放り込んできた、トマトピューレって、、、、何ヶ月前のだろ。
開封済みだったから、上層と内部の色がちょっと違ったような・・。きっと上が酸化しただけだよ。って、
いかにもらしい説明を自分にした。いま悩んでいるのは、オリーブ。半年ほど前に酒のつまみに買ったのが、
まだまだ残っているんだよねー。どうしよう。10個くらい入れてみようかな。あと、悩んでやめたのは、
炭酸のすっかり抜けたコーラとペプシ。これは、、、、なんかカレーが甘ったるくなったら嫌なので。
スラニナ(豚の脂身?)は入れた。あれ、買って以来まずくて消費できなかった。でも、捨てるのはなんか
もったいなくて。なんか、カレーにしてもまずそうなんだけどなー。とかいっても、もう手遅れだし、しょうがないか。
 昨日はバリバリ働いた。貝のページをようやく9割方仕上げた。いい感じに仕上がった。もうちょっと
標本を集めたかった(探したかった)ところだけど、時間がないのでしょうがない。今日は、ちょっと気持ちが
たるみ気味だったな。だらけた時間もあった。ヤゴのあの種類の分類が納得いかない。最近、ヴェスコに
ブル語訳のチェックを頼んでいるんだけど、あの人のきたない文字での修正にはむかつき。何のために
やってるんだか考えてほしいよ。ぼくが後で読めなきゃ意味ねーじゃんか。あんたのメモ用紙じゃないんだから。
はぁー。
 いま、カレールーを投入してきた。その前に台所に行くと変な臭い。やっぱねー、オリーブ入れたの
あんまり良くなかったのかも。それまではいい匂いだったのに。
 ヴェスコはまたアホなこと言っていた。ぼくのアタフタ仕事ぶりを見て、ブル語版の完成が難しそうなのを
察してか、「日本に帰ってから、メールでやり取りして続ければいい」とかって。「はっ!?」。アホか、てめぇ、
ころすぞ。(って、そんな言葉遣いはいけませんね。) あのなー、
 味見してきた。うーーーーむ、変なあじ。酸っぱい。いや、腐っている酸っぱさじゃなくて、トマトピューレ
入れすぎた感じ。500gくらい入れちゃったしな。だって、カレーなのに赤い色だし。ま、いいか。一風変わった
カレーということで。
 で、なんだっけ。そうそう、あのオヤジね。だーれが日本に帰ってからも、ここの職場のために働くんだよ。
自分にとって大して重要な仕事じゃないし。ただ、やり遂げていけば、みんなの役に立つと思って、“1人で”
奮闘してきただけ。あっ、ラドスティンも手伝ってくれたけど。
 出来上がった。というか、ご飯が炊きあがった!わーいわーい、ひっさびさのカレーだ。しかも変なあじの。 
そうそう、買って入れようとと思って忘れてた、ブルガリアヨーグルト。明治のじゃないよ。その辺のお店で売って
いるやつ。 さて、一息いれて、ばぐばぐ食うかな。じゃ、また。

 ・・・・食いながらです。これ、わかった!苦心して出来上がったのは、ハヤシライスでしたー。ハヤシライスって
なんなんだ。定義。だいたいハヤシって林?だせー名前。 マスリニ(オリーブ)もぜんぜん美味くない。
味がまったくカレーと分離している。次からは使わん。スラニナは、普通に食うよりは美味い(というか、
スラニナは美味いのは美味いんです。ただ、近所のスーパーで買ったのがまずくて食えなかった)。もともと
あんまり好きじゃないジャガイモを入れてあげたんだけど、やっぱ中に熱が籠もる現象が嫌い。もっと細かく切って、
ドロドロにしちゃえば良かったよ。それにしても、家のスプーンは危ない。勢いよく口から抜こうとすると、口の脇が
切れそうなほど鋭い感じで、攻撃的なのです。
 ストレスがたまり気味。ぼくはストレスで神経質になってくると、身体のどこかをいじりすぎて、血を出す。
で、かさぶたになってもそれを剥いでは血を出し、と永延に繰り返す。いま、顔に3個所、かさぶた。

 昨日の仕事後、出来上がった写真を取りにいった。タイチョと行ったクルシェヴェッツのリクガメや水辺ヘビ。
でも、なんだか知らないけれど(って他人事だな〜)、出来が最悪。どれも超下手くそ級。もうがっかり。
で、その後、ふて寝しました。夜9時くらいから。 朝、3時頃になって目が覚めて、ちょっと趣味の方のWeb
図鑑をいじくって、また一眠り。

 おととい、日曜日は天気が良かったんだ。すごく。だから、クルシェヴェッツに1人で行った。でも、4時間ほど
だけどね。朝7時のバスに乗る気力はなく、次の12時半ので。そして、帰りの最終が4時半だから、その間だけ。
徹底的に森の中を調べたけれど、、、、ふー、疲れたね。スレポックなんて、ぜんぜんいないし。クリムスキ・
グシテル(トカゲ)は動いていたから、まだ冬眠には早いと思うんだけど。うーむ。くやしい。 で、なんだか、
どっと疲れてしまって、帰ってきてから死んだように眠った、眠った、眠った。10時間くらい。

 土曜日も天気が良かったんだ! でも、朝は、前の晩の飲みの疲れがあって、起きるのが嫌だった。それに、
夕方5時半には待ち合わせがあったから、遠出はできないし。家でゴロゴロ。夜には、R君を連れて、港のおじさん
たちと鍋をしました。相変わらず、料理は凝っていて、美味い!! メインの鍋はもちろんだけれど、お新香とか
素朴なものがすっごく美味しい。白菜ばんざーい。

 金曜日は仕事後にロッセンたちと田舎へ。男5人集まっての泊まり掛けの飲み会。で、みんな、はじけた。
(今見ると恥ずかしい)写真がたくさん残った。ま、記念だ記念。ぼくは去年よりは長持ちしたけれど、やっぱり
一番最初にダウン。 ・・・・どうもブル語でのディープな語りになると、頭が会話についていけなくて、退屈になり、
たくさん飲んだ酒とガンガンに流れる音楽のリズムとで、眠気に襲われる。と思う。

 最近のあんまり良くないニュースを1つ。
ぼくのラップトップが不調に。ディスプレイ部分を開くと、カコッって引っかかる音がし出して・・。よくよく見てみたら、
本体とディスプレイの蝶番の部分、プラスティックが割れている感じ。あ〜らら、こらら。どうしよう。って言っても
しょうがないから、これ以上悪化させないように大事にそーっと持ち運びます。



11月13日

 ようやく書類を書き上げた、お昼過ぎ。郵便局へ行って、最速のやつで郵送して、
一段落。ふぅ。 昨日の写真も、5人分へ仕分けした。ミラが見たがっているヘビの
写真も準備した。よしよし。

 仕事後はR君にソニア、ミラを紹介。喫茶店に行き、いろいろお喋りした。ソニアは
相変わらずよくしゃべる。ミラは相変わらず鋭い鼻。すっごいよ。カミソリみたいに切
れそうな鼻。かっこいい。 予想はしていたんだけれど、写真を見せると「ほしい」と
言われ、また焼き増し注文追加です。(単に手間が面倒くさいだけで)これはとても
嬉しいことだ。うん。 ミラはすっごくヘビ写真を感心してくれた。まーねー、なんと
言っても2年間の集大成だからねー。
 この日は意外なほど話が続いて(というかソニアがずーっとね)、なかなか長かっ
たお茶の時間でした。はい。

 別れてからは、腹ぺこなので、R君と中華に行った。初めて行く店だったんだけど、
味はう〜んいまいち。ブルガスではやっぱ「上海」が一番美味いのかもな。 



11月12日

 この日は一日中ピリピリしていたような気がする。
やらなきゃならないこと、やりたいことが多すぎて、頭混乱、心拍数増加。
・書類を書き上げること ・指標生物の顕微鏡デジタル写真図鑑の完成 ・それのブル語
版も作成したい ・今週中にパラグアイ行きのチケット購入 ・荷造り ・いろーんな人に
お願いされている山ほどの写真の焼き増し ・お土産山ほど購入したい ・荷物発送方法
の検討 ・R君にいろいろ引き継ぎ(というか友達らに紹介) ・小さな写真展の準備 
・来週のソフィア行き準備(泊まるところ確保しなきゃ) ・・・・。
ふー  ひとつひとつ片付けていくかー。

 お昼にはセンターに出て、携帯電話の支払いをして、写真屋に出来上がった写真を
取りに。夜には、ミラに電話してR君とのセッティング。 少しずつだけど、片付いている



11月11日 月曜

 この日は、Kいわく(というかネット占いによると)ぼくの絶好調の日。だから、いろいろ
やろうと思った。まずは、ディレクトルのところに向かい、「小さな写真展」計画の承認を
もらいに・・。残念ながら「5階廊下の壁を使いたい」というのは許可してくれなかったけ
れど、5階廊下の展示棚を使って良いとのこと。壁の方が目立つからよかったのになぁ。
次にはドブレフのところに行って、来週のカメセミナーにぼくの写真を使いたいか聞いて
みた。こちらは予想どおり二つ返事で、写真を貸してほしいとの依頼がきた。あと、昨日
の深夜にいちおう形に仕上げた両生爬虫類Web図鑑を公開したんだけど、今朝、早速
すごい反応がきた。あるその世界の大御所から、じきじきメール頂いた。うれしいね。
ほかにもお知らせした友達からもメールがあり、みんな好評。いい気分だ。

 ただ、ある書類を完成させなきゃならないんだけど、これがぜんぜん進まない。って
いうか、テーマが難しすぎるんだよなー。もっと具体的にわかりやすいテーマで書かせ
てほしいよ。もう。

 仕事後には、日曜日の夜に準備しておいた大量焼き増し分をフォトに持っていった。
昨日、部屋中に写真とネガを広げて、数時間かけて焼き増しの写真番号と枚数を整
理。けっこう大変だったよ。



11月9,10日 週末

 この日は朝からひどい頭痛。二日酔い? 確かにラキアに、ビールに、テキーラにとあれ
これ飲んだしなー。でも、二日酔いだけじゃないような体調の悪さも感じた。あまりに頭痛
がひどいから、バファリン飲んだよ。あとよく眠った。
 日曜日は、家に籠もって、籠城生活。やらなきゃならないことが山ほどあるっていうのに、
PCで両生爬虫類のWeb図鑑作って楽しんで逃避していた。結局、土日は一歩も外に出な
かった。 ま、土日とも空は厚く曇っていて天気が悪かったからいいんだ。写真屋に行こう
と思っていたんだけど、それもやめ。日曜の夜にはロッセンから電話もあったけれど、ビー
ルも断っちゃった。
 ここ数ヶ月ずーっとどこかに出掛けていたからか、こうやって家でだらだらした時間を過ご
すと、なんだか、罪悪感というか、すごい落ち着かない気持ちになった。
・・・・別にいいよね、貴重なブルガリア生活で意味のない無駄な時間過ごしたって。だれ
にも迷惑かけてないし・・・・

 この日、Kと電話していてハッとしたこと。
うちの職場は残業が出来ない。だって、5時半にラトカが鍵を閉めちゃうからね。で、ぼくの
例の水生生物図鑑の計画がなんだか終わりそうもないんだよね。このままだと。で、弱っ
ていたんだけど、残業をする手段があった! 部屋に次の日まで居ればいいんだ!5時半
前に食料買い込んでおけば、あとは次の朝までずーっと仕事できる! 水もトイレもあるし、
パルノ(暖房)は一日中入っているし、もちろんトック(電気)もあるし。ぼくの部屋には冷蔵
庫もあるし、隣のヴェスコの部屋にはコトロン(コンロ)もある。 なんかこれに気が付いたら
気持ちが楽になった。まだまだ仕事できるぞー。 研究所の夜も、実は意外に面白いかも
しれないし。ヤモリたちが活動しだすかもしれない。カメラ持って行かなきゃ。(もう寒くて
いないかな? タイチョとスラドゥン村に泊まったときを思い出すな。ホテルなんてある訳
ないちっぽけな村だったから、役場に泊まった。だけど、国境地帯で危険だから夜間外出
禁止令!さいあく。で、もっと最悪だったのが、タイチョが早々酔っ払って眠っちゃったこと。
起こしても、ぜんぜん起きないし。超退屈。1人で広くて何もない役場でひま〜。 で、何し
て時間を潰したかというと、流しのある部屋に出没するネズミの観察。ソーセージを餌にし
て、カメラを構えて待っていた。結局、すばしっこくて撮影できなかったけれど、かわいい
顔つきしたネズミだったな)
 職場に泊まるとしたら、気をつけなきゃならないのが曜日。間違って、金曜日に泊まった
ら、最後。月曜の朝まで、外には出られないからね〜。



11月8日 金曜日

 もういよいよ冬だ。どんよ〜りとして重苦しい空模様に、なにもかもやる気がしない。仕事も
遊びもなにもかも。

 仕事後には急いで街に行って、ロッセンへの贈り物を探した。今日はロッセンのお誕生会。
誕生日は昨日なんだけど、金曜の方が思いっ切り飲めるから今日お祝いをするとのこと。
 ぼくは本当に友達の誕生日を覚えていない。ほとんど誰一人として覚えていない気がする。
で、3,4日くらい前にたまたまミロから「7日はロッセンの誕生日だよ」って言われて、ハッと
した。もっと時間があれば、すんごく気の利いたかっちょいい贈り物を考え出せたような気が
するんだけど、、、、。街の贈り物を売っていそうなお店を何軒も回って、ようやく決めた。リス
のデザインのクルミ割り。なかなか悪くない。ぼくは、こういう、デザインと実用を兼ねたもの
が大好きなんだ。それだけじゃ寂しかったから、高級テキーラも1本買った。

 誕生会は、すっごくたくさんの人が来ていたけれど、いつもの飲み会という感じでわいわい
がやがやであっという間だったな。隣のカテリックといろいろ話しして、途中テキーラをショット・
グラスでぐいぐいと3杯くらいやったら、帰りには一丁出来上がり〜



11月7日 木曜日

 今日も天気は悪く、、、、 昨日も悪かった。で、寒い。この日は朝は曇っていただけだけれど、
仕事が終わる頃には雨がしとしと降っていたよ。

 仕事後にはR君と中華料理を食べに行った。病院の近くに数ヶ月前に新しく出来たところ。
サラダと料理を4品くらい頼んだけれど、味はダメダメ。ちゃんと中国人女性が料理を作っている
んだけど、味付けがいまいち。とくに麻婆豆腐はイケていない。でも、餃子はまぁまぁだったな。



11月5日 ブラジュニ・ゾーニ

 ここ1,2週間、日記サボってた。「時間がなかった」っていうと嘘だな。「書く気がなかった」
っていうのが本当。なんか、最近出張だの来客だのでバタバタしていて、じっくり日記に物事を
書きつける気分じゃなかったんだ。でも、これ以上放っておくとこの1,2週間のことをすっかり
忘れそうなので、今からちょっと気合い入れて書こうと思う。

 まず、今日はストヤンと約束のあった日。朝からブラジュニ・ゾーニの事務所に行って、ぼくが
ここ2年間で撮りためてきた両生類・爬虫類写真を貸してあげた。朝10時から開始。ストヤンと
ぼくとで、生物類の分類作業。家にあった写真をぜーんぶ持っていったんだけど、いったいどれ
くらいあったんだろう。重さは5キロ以上あったと思うけどね。持っていくのが重かったし。で、
1時間以上は机の上で種類別にひたすら分類していた。両生類・爬虫類は30種以上は撮って
あるし、多いのだと1種で50枚近く撮っているのもあるしで、大変な作業だった。一段落ついた
頃に、ストヤンはスキャナーでの取り込み作業を開始 ・・・・このあと、ストヤンはノンストップで
夕方5時までずーっと取り込んでいたのだ。
 ぼくは、無数に出てくる写真の分類をしばらくは1人で続けて、写真分類を終えた後は、スト
ヤンが欲しがっている目撃場所情報リストを作成した。これまでみた全部の種類をどこで見た
のか2年分の記憶をたどったよ。あとは、黙々と作業しているストヤンをおいて、一人でご飯
食べに行ったりしているうちに、5時過ぎちゃった感じ。
 今日は一日中事務所にいたわけなんだけど、な、な、なんと!トカゲを1種類発見しました!!
やったー。ラッキー。すごいぞ、自分! つまり、こういう事: 1年前、自分はこっちの動物の
分類をよくわかっていなかったんだけど、フィールドで出会った生物は当然パシャパシャと撮って
おいた。で、今日、ストヤンに古い写真を全部見せているとき、ストヤンがあるトカゲ写真をまじ
まじと見て、苦笑しだしたから、「なになに?どうしたの?」って聞くと、ゴルスキ・グシテル(直
訳:森のトカゲ)という種類だったよ!ストヤンいわく、「これは、ブルガリアで最も珍しいトカゲ
と言える種類」だそうで、ストヤン自身も生の写真を見るのは初めてと言うほど。そして、それは
去年の夏に撮った写真だったんだけど、なんと、ぼくは1度だけじゃなくて、2個所で2度も
そのトカゲを撮影していたんだよね。自分でもびっくり。
 トカゲの写りもいまいちインパクトが弱かったから、その写真は家の棚の奥深くにしまわれた
まま、今日までずーっと眠っていたんだよね。

 ということで、今日は良い発見のあった日でした。これで、ぼくの見た両生爬虫類は33種類
になった。
 あぁ、今年出会っていれば、きっとゴルスキだ!って気が付いて、もっと良い写真を撮って
いたと思うんだけどなぁ〜。ちょっと悔しいー

 

11月4日
 待ちに待っていた図鑑が手元に届いた! 思っていたより厚いのでビックリだ。読み応えが
あるな。それにしても、最近、なんでこうも立て続けにこの手の図鑑が出るんだろう。不思議。
日本で、両生類・爬虫類が人気なのかなぁ。
 この日は、ロッセンの家に久々に遊びに行った。黒ビール飲んで、いろいろ話した。
困っていたカメラのネジも、ロッセンとロッセンパパが解決してくれたし。良かった良かった。

11月2〜3日
 タイチョが遊びに来た。土曜日は、ストランジャにあるトカゲを探しに行ったんだ。この日は、
爬虫類探しに最適のポカポカ天気だった。で、目的のトカゲは?というと、、、、ダメだった。
ストヤンやイヴォから情報を得て、イズボルスカ川沿いを探したんだけどね〜。運が無かった
って事かなぁ。 でも、タイチョの運勢は好調で、ヘビ、リクガメと見付けてくれて助かった。
リクガメは冬眠でも始めるかのような場面だった。おもしろかった〜
 あっ、そうそう。この日の朝、出掛ける準備してカメラを持ったら、底部分の金属カヴァーが
パカパカだった。見てみると小さなネジが抜けて無くなっていた。 そして、すぐに床を探そう
と思ったんだけど、超運の悪いことに、ほんの30分前に掃除機をきれいに部屋中かけた
ばっかり。だって、タイチョが来るから少しは掃除でもするか〜と、数カ月ぶりに掃除機を
かけたっていうのに〜〜。憑いていない。時間もなく、仕方もなく、カメラはネジが無いまま
で持って出掛けた。

 日曜日は朝のんびりと起きだして、どこへ行こうかさんざん迷ったんだけど、結局ブルガスコ
湖へペリカンの撮影に行った。ここでもタイチョの好調ぶりが発揮。すっっっっごい至近距離
でのペリカン撮影に成功。すごかった。まるで、日本の公園の白鳥!?っていうくらい、間近
で見られた。 まだフィルムが終わっていないんだけど、早く現像に出したいよー

11月1日
 この日はスリーヴェンから朝戻ってきて、そのまま電話代を払ったり、電気代を払ったりと
月の変わり目の仕事を街でやった。

10月29〜31日
 火曜日は、ソフィアに出張の日。生態調査関連のセミナーがあるのだ。朝早くに起きて、
ヴェスコとバスに乗り込んで出発。午後、遅れて会場に到着。で、セミナーに参加したのだ
が、、、、てっきり各地域の職員がプレゼンテーションとかの発表を行うのかと思いきや、
スヴェトロの講義という感じで、彼がひたすら喋っているだけなのだ。これには、参ったね。
何と言っても退屈。配布物も紙2枚に今日明日のテーマが書かれているだけのもの。もう
すごかった、眠気が。大学の学部時代以来って感じの、眠気との大格闘でした。
 次の日は、スヴェトロに頼んで、ぼくの例の計画を発表させてもらった。例の、水生昆虫
のWeb図鑑のやつね。PCのディスプレーを借りてきて、ぼくのラップトップに繋げて、プレゼン
テーション。みんな関心を示してくれた。やっぱり、どう考えてもこれは仕事に役立つもんね。
ただ、まだ未完成。早く仕上げなきゃなー
 セミナーは水曜日で終わったんだけど、ぼくは1日滞在を延ばした。で、この日、木曜日
には、ヴィトシャ山を登ってきました。もしかしらた、リヴァーデン・グシテル(あるトカゲ)に
出会えるんじゃないかな〜と思って。でも、ダメだったね。寒すぎる。もうソフィアやヴィトシャ
は寒いよ、すごく。 結局、収穫は轢かれて死んでいたヒキガエルとイモリくらい。イモリは
すっごい数が轢かれて死んでた。びっくりするぐらいの数だった。う〜む、、、、。記念に、
きれいな死体をひとつ持って帰ってきた。
 そして、帰ろうとしたら、駅バスでブルガス行きの最終バスがもうない時間だった。きっと
乗り継げるだろう!と甘い考えでスリーヴェンまでのバスに乗り込んだ。スリーヴェンに
到着して、列車を調べると、、、、 次のブルガス行きは、夜中の3時半だという。6時間も
待たなければならない。 ・・・・あきらめたね〜。だって、疲れていたし、駅は寒いし。だから
安いホテルに急きょ泊まりました、はい

10月28日は、、、、? 空白だ。なんだっけ。ソフィア出張の準備をしたりしていたのかな?

10月27日 「ドングリの森」
 ヴァルナのアラジャ・マナスティルというところに、マヤに連れて行ってもらった。本当は
タイチョも来る予定だったのだけど、朝、体調が悪くて来られないとの連絡。 で、マヤと
2人で行ってきたけれど、すっごい面白い僧院だった。内心「どうせ、僧院なんてどこも変わ
らないんだよな〜」とか思っていたんだけど、ここは全然違ったよ。この予想外な姿には
やられました。すごい。気に入ったね、この僧院。
 そして、僧院は森に囲まれているんだけど、ここの森ドングリだらけ。本当にすっごい数の
ドングリが落ちていたし、落っこちてきた。ぼくはかなりの時間、トカゲを追いかけていたんだ
けど、マヤがな、なんと、ヘビを発見!スモック・ミシュカルだった。一番エレガントなヘビ
なのだ。もてあそんでいたら、噛まれて血も流しちゃったけれど、とにかく美しいヘビなの
です。捕まえても臭わないところも良い。いや〜、すっごく久しぶりにスモック系のヘビに
出会いましたね。感動感動

10月26日 「キツツキの森」
 この日は、何度も行っているソゾポルにまた行きました。じっくり歩いてきたけれど、トカゲ
だけだったな〜。それもよく見るやつ。ヘビには会えず終い。あっ、この日はひっさびさに
野ウサギを見た。この2年で3度目だ。やっぱ速いね〜、ウサギの足は。一目散に逃げて
いったよ。そして、キツツキ。森にはキツツキのドラミングの音が響きっぱなし。たぶん、2,
3羽しかいなかったんだと思うんだけど、ぼくの周りの林を飛び回っていたみたい。写真も
あとちょっとで上手く撮れそうだったんだけどなー
 そうそうこの日はソゾポルに出発直後に、港のおじさんから電話があって、夕食に招待
されたんだ。で、ソゾポル散策はちょっと早めに切り上げて、ブルガスに帰ってきて、着替え
て出掛けた。おじさんの家では、いつものようにおじさんの腕によりをかけた美味しい料理群。
今回は、豚汁に松茸ご飯。それだけじゃなくて、白菜のお新香、タコの刺身、オイキムチに
温泉玉子ともう最高でしたね。日本酒もすごく上等なものがあって、美味しかったし。
和食ばんざーい

 

 ふう。疲れた。よく書いた。ほかに最近のニュースなど・・。

ナカタが好調ですね!イタリアでの評価、すごく高くなっていますね〜。中田に限らず、世界
で通用している人はすごいよねー。指揮者の小沢氏もそうだし。日本人がんばれ

両生類・爬虫類のWeb図鑑を作成中。仕事で使う水生昆虫の方を早く仕上げなきゃならない
っていうのに、両生爬虫類の方に夢中です。まずいな〜



10月の空白の日々

 もうはっきり覚えていないけれど、軽くつけておこう。

 22日の火曜日は、たしかお昼に家のパルノメーターの付け替え工事が行われるから、家に
いたんだ。大家さんが来るとは思っていなかったから、家もぐちゃぐちゃだった。少しは掃除して
おけば良かったよ。「男の人独り暮らしはそういうものよ」なんて言いながら、掃除しようとする
から参った。
 夜はコルネリアの家に招待された。娘さんのイナが帰ってきているそうだ。楽しみにして行った
けれど、う〜む。 コルネリアはぼくと仲が良い。そして、コルネリアはもちろん、娘さんを目に
入れても痛くないくらい可愛いがっている。だから、イナにぼくを引き合わせたいのかもしれない。
で、ぼくもコルネリアの娘さんだから、きっと話も弾むだろうなんて思った。でもね〜、、、、なんか、
コルネリアの娘さんはお客(ぼく)にはほとんど無関心。彼女は無口に食事をしているだけ。
いっしょにいたイナの彼の方が、よっぽどぼくに気を遣って話しかけてくれた。ま、全体的に会話
もあまり弾まず、ちょっと疲れた席だったな。 あっ、ジョーロ(コルネリアの旦那さん)の作る
サラダは相変わらず絶品。そして、この日初めてノーザンパイクを食べた。

 21日の月曜は、お昼職場を抜け出して、写真屋にフィルムの現像に行ったんだ。あと銀行
とかにも。そして、出来上がった写真を持って、4階のみんなに見せに行った。ディーディは、
普段ぼくと共通の会話がなく、無口でクール感じのお姉さんなのだ。だけど、写真を見せると
相変わらず無口だけど、とても熱心に見てくれるのがわかる。ちょっとうれしい。

 19日の土曜日と次の日曜日は、アホなことをした。
土曜日、ソフィアで、午前中は時間が空いたので、タイチョといっしょにソフィアに住むHさんと
食事をして、マジャロヴォやスラドゥンの話をした。これは楽しかった。
 で、そのあと。お昼のバスでカザンラックに向かい、日本人5人で集まり、食事をしながら
お喋りして、暗くなるまで時間を潰した。そして、いざ出発。誰が言い出したのか、カザンラク
からシプカ峠の山頂まで夜通しで登り、朝陽を拝もうというのだ。基本的に、ぼくはこういう
企画には参加しない質なのだが、もしかしたら偶然ウソイニッツァ(蛇)やドゥジドブニック
(イモリ)にでも出会えるかも、と思い参加した。峠のふもとに辿り着くまでの平坦な道の3時間
ほどは空も明るく、単なる夜の散歩だった。しかし、峠を登る山道に入ってから、雨が降り出し
たり、道に迷ったり、霧が出てきたりし、濡れて寒く、足もくたくたで最悪になった。早朝6時半
に峠の上に着いたが、みんな覇気がなく、顔には疲れが見えるだけ。霧がかっていたために、
朝陽も期待できず、峠の上で解散。峠を抜けるバスを止め、さっさとバスに乗り込み、ブルガス
へと帰りました。は〜、ただひたすら疲労感〜。

 23日水曜から金曜まで、シューメンのサンプリングがあったんだけれど、ぼくはキャンセルした。
フィールドに疲れていたのもあるし、シューメンのホテル代が高いのも理由の一つだし、あと
水生昆虫のアルバム計画を進めたいと思ったからだ。
 でも、実際は、先週1週間以上続いたフィールド疲れのためか、単に怠けているだけか、
あんまりアルバム計画は進まなかった。代わりに、密かに準備している両生類・爬虫類の
Web図鑑が着々と出来上がりつつある。



10月25日 

 もう25日なんだね。びっくり。最近、日記をまめにつけていないからかなぁ。
空白の4,5日分については後日書くとして、今日は今日の分をつけておこうと思う。

 いま、リュボの家から帰ってきたところ。リュボとは1年ぶりくらいに会う気がするし、特別仲が
良い人でもないんだけど、ロッセンといっしょに招かれた。きっと、トドルのおまけなのかな。
リュボ、トドル、ロッセンはいたけれど、リュボの両親とそのお客さん夫婦がいて、大人数だった。
そして、みんなすっごい勢いで喋りまくり。
 2年弱ブルガリアで、現地語でそれとなくやってきたんだけど、やっぱりま〜だまだだね。やっぱ
真剣に勉強していない奴なんかに習得できるものじゃないのだな。あまりに早口が続くと、もう
聴き取ろうっていう気力が失せるね。テレビ見ていたり、明日のことを考えていたりしたよ。

 明日は、またソゾポルにでも行ってこようと思っているんだ。ヘビに会うチャンスがまだあるのか
わからないところだけど、トカゲでもなんでも、今年最後だろうから、ひとつひとつ丁寧に撮影して
こようと思っている。

 今日のリュボんちでは、とにかく、ぼくの貴重な時間を3,4時間ほどドブに捨てた感じ。もう、
今後は、いくらロッセンがいっしょでも、慎重に行くか行かないか決めようと思う。別にロッセンを
責めているわけじゃない。何でも「うん、うん」って安請け合いしてしまう自分に言っているんだ。



10月18日 金曜、ソフィア

 この日は朝早起きして、アタナソフスコ湖まで歩いていき、タイチョと鳥を観察した。自分の家は
鳥好きの人にとってはなかなか良い場所にある。んだな、と実感した。
ま、時期のせいか、この日の運勢のせいか、あんまりすごいモノは見られなかった。

 ソフィアに行き、お世話になったある人物の送別会に出た。初めは大人しく飲んでいたけれど、
2次会ではけっこう飲み過ぎたみたい。



10月17日 コテル行き→アタナソフスコ湖

 この日はコテルでのフィールド調査があることは知っていた。ちょうど良い機械だから、タイチョ
もフィールド調査に連れて行ってあげようと思った。 が、、、、今年に限って、コテル行きは泊まり
掛け調査とのこと。ぼくとタイチョは明日の夕方ソフィアで用事があるため、コテルに宿泊している
とソフィアに行けなくなってしまう。 ということで、フィールドは諦めました。ざんねん。
 鳥好きタイチョのために、アタナソフスコ湖の鳥観察小屋に行くことにし、ラドスティンに連れて
行ってもらった。ラドスティンは忙しそうだったが、無理してぼくらを連れて行ってくれて感謝!
観察小屋で1時間ほど過ごしたあとも、アタナソフスコ湖の北部を案内した。そこではいろんな
鳥の羽根が落ちていて、タイチョは一生懸命拾っていた。 この日は特に珍しい鳥は見られなか
ったものの、アタナソフスコ湖の案内ということで、まぁ良かったかな。もっと時間があれば、ポダ
にも連れて行きたいところだったんだけど、今回はパス。

 夜は、タイチョとブルガスの中華料理屋へ行き、美味しい料理を鱈腹食べました。



10月16日 ブルガスへ帰還

 朝、超寝坊して、遅くにスヴィレングラッドを発った。ハスコヴォまで乗り合いタクシーで向かい、
ハスコヴォでスタラ・ザゴラ行きのバスを探す。時刻表は、3時間ほど次のバスを待たなければ
ならないことを示していた。まいった。バス駅をうろうろしていると怪しいバス発見。聞いてみると、
スタラ・ザゴラ行きだという。まったく、ブルガリアは何てわかりにくいシステムなんだろう!時刻
表にもどこにも書いていないバスもあれば、逆に、時刻が書いてあるのに存在しないバスもある。
まぁ、今回は都合の良いことにバスが見つかったので、すぐに乗り込み、朝寝坊した割に、すご
く順調にスタラ・ザゴラまで来られた。
 が、しかし、ここからが無い。タイチョの帰りたいシリストラ方面には、バスはまったく無し。ぼく
のブルガス方面には2時間後にあった。飯を食いながら、相談して、タイチョも急きょブルガスに
遊びに来ることになった。

 夜は、ロッセンの家にタイチョと遊びに行き、チェルノコップを食いながら、ペリンを飲んだ。



10月14〜15日 スラドゥン

 あっさりハゲワシを見ることができたマジャロヴォを後にして、調子に乗ってもう1種類猛禽を見に
行くことにした。ロドピとストランジャの間にある小さな山脈サカル、ここにカタジロワシが生息して
いる。早朝ハスコヴォまでいったん出て、そのまま、1分後発のスヴィレングラッド行きバスに乗り
換え。そして、スヴィレングラッドからはタクシーでスラドゥンまで。IDカードを提示して、国境ゾーンを
越えてと、結構わくわくで面白い。村長のところに挨拶に行くと、聞いていたとおり、村役場に宿泊
させてもらえることに。 到着当日は、夕方に数匹のワシを見たけれども、何ワシなのかはいまいち
不明。国境間際だけあって、昼間フィールドで3回も国境警備隊に取り調べを受けた。そして、夜間
は野外を散策するのは禁止とのこと! 最悪ー。つまらん。夜ひまだよ、おい。
 2日目は、ワシの巣を発見したり、カタジロワシと見られるワシも見たしで、成果がでた。タイチョも
満足気だった。ぼくは、サカル山脈の水系に生息するというカメを見たかったのだが、残念ながら
発見できず。 結局最終のバスでスヴィレングラッドに向かい、そこのホテルで寝た。



10月12〜14日 マジャロヴォ

 シューメンサンプリングから戻ってきた次の日、朝5時起きでマジャロヴォに向けて出発。とりあえ
ず、マジャロヴォ直行バスは無いので、スタラ・ザゴラまで。そこからすぐにハスコヴォ行きに乗り換
え、ハスコヴォでタイチョと合流。今回は、鳥好きタイチョのため、ハゲワシ観察が目的なのだ。
 ハスコヴォからはタクシーでマジャロヴォに向かったが、、、、運転手もいい加減なもんだ。道を知
らないくせに、客を乗せるなよ。
 マジャロヴォに着くと天気が悪く、その日はハゲワシセンターの展示物を見たり、ゆっくり食事をし
たりした。夜に雨が止んでから、懐中電灯片手に森を散策。森はキノコで溢れていたよ。
 次の日は、お昼近くになって天気が良くなり、暑かった。最初にタイチョが岩場に留まっているハ
ゲワシを発見。そして、あれよあれよと次々に見つかり、結局20匹近くものハゲワシを見ることが
できた。タイチョは興奮でシャッター押しっぱなし。 いや、でも、ハゲワシの棲む岩山は充分かっこ
よかった。普段鳥類に関心を示さないぼくも、とても興奮だった。



10月9〜11日 シューメン

 フィールド調査でシューメン周辺の河川からのサンプリング。2泊3日です。どうせいつものように、
だらだらサンプリングなんだろうと思いきや、1日10個所以上を回る超ハードなスケジュール。ヴェ
スコいったいどうしちゃったの!?って思うくらいの真面目な働きように驚きでした。ほとんどカフェ
休憩もしなかったし・・・・。日中はとてもよく働いたお陰で、食事は美味いし、ホテルでもぐっすり眠
れた。
 2日目の朝に「せっかくだからシューメンの街を観光する?」って聞かれ、「それなら、マダラの騎
士を見たい!」とマダラに連れて行ってもらった。マダラの騎士はユネスコの世界遺産に指定され
ている有名な観光地なのだ。そこで観光していると、どこからか日本語の観光ガイドが聞こえてき
て、びっくり。日本人観光客が20人くらい来ていたよ。 



10月8日 火曜日

 この日は、事務所に出す様々な書類を1日かけて完成させた。こないだの盗難事件関連の書類
やら、パラグアイ行きに向けての書類やら、いろいろ。



10月6日 イモムシ

 日曜日。天気は完璧な曇りで、空からは今にも雨が降りそう。寒い。
ストヤンとの約束通り、ポダに行った。マヤやイヴォ、ターニャ、ミミ、アントン、その他アタナソフ
スコ湖のキャンプの時知り合った人たちなど、知り合いがけっこういた。子供もいっぱいいて、
子供向けのゲームなどの催しがいろいろあったみたいだけれど、ぼくはポダの湿地を歩きまわっ
ていたので、何があったのか知らない。ポダでは、綺麗なイモムシをはじめ、綺麗なヤンマの
仲間、小さな細かいコケ、青いチョウチョなどなどを撮影できて面白かった。虫をたくさん見たな。

 アレルギー全開。なにに身体が反応しているのかわからないけれど、今日はすっごく不調。
鼻はここ1ヶ月不調続きなんだけれど、目がかゆくてかゆくて、最後には左の目玉が腫れてきた。
もうダメ。たすけて。



10月5日 キノコ

 土曜日。この日は、天気の良いポカポカ日和。
休日は遅くまで眠るのが、気持ち良くてやめられない。ので、お昼近くに家を出た。
駅までの道のり、今日はどこに行くべきか?ずーっと考えていたのだけれど、なんとなくロポタモ
に決めてみた。
 ロポタモ川沿いではなくて、プリモルスコからロポタモ川方面に歩くと広がっている森で散策
しようと決めたんだ。森の中で密かにスレポックを期待し続けたんだけれど結局小さなトカゲ、
たぶんミドリカナヘビの幼体、にしか出会えなかった。あとは、いつものカエルとよく見るヘビを
1種類ずつだけ。成果なしにどっと疲れて、森の奥深くから引き返す。道がわからなくなったの
だけれど、「もう帰れなくてもどうでもいいや」という投げやりな気持ちで、行き先不明の細い道を
進む。しばらくすると、驚いた!こんな綺麗なキノコは初めて見る。 ・・・・すごい。 この日は、
キノコを本当にたくさん見た。しっかり数えていなかったのだけれど、15種類ほどは見たと思う。
そして、最後に現れたこのキノコ。すっごいよ、これ。この模様、この大きさ。このキノコの写真を
今日は一番真剣に撮りました。はい。
 帰り、道路に出てすぐに、ヒッチハイクしてみたら、1発でつかまった。憑いてる。で、おじさんに
プリモルスコまで乗せていってもらい、最終のバスでブルガスに帰ってきました。



10月4日 

 朝、寝坊。やば。
そして、遅い出勤をしたあと、間もなくロッセンが職場に。びっくり。クラシも下にいるとのことなの
で、職場抜け出して、カフェでコーヒー1杯飲みながら話した。
 この日は寝坊した分と、カフェ休憩分を取り返すべく、ばきばきと働いたな。

 仕事後は、家に帰らず、まっすぐにロッセンの家に遊びに。ロッセンのおニューのPCを拝見。
そして、また動物番組を見ながら、ビール飲んで、チェルノ・コップという黒海一美味しい魚食べた。
サソリの特集やっていた。うーむ、サソリはかっこいいぞ。惚れ惚れ。そして、ぼくのラップトップ
から、ここ1年分ほどの写真をあげた。ロッセンの結婚式、ミロの結婚式、真冬の魚捕り、田舎
ラドベッツへの旅行・・・・ 200枚以上も。



10月3日

 朝、フィールド装備で出勤。ヴェスコが「今日はないよ」って。あのなー、おとといに「行く」って言
っていたじゃんか。昨日変更になったの知ってたんなら、そう言えって! むかむか。また、昼休み
の時間を使って、家にPC取りに戻った。はー、無駄な労力。

 仕事後には、また旅行代理店へ。じつは、今日でもう3度目か4度目なのだ。パラグアイ行きの
飛行機チケットのルート・料金をおばさんと格闘格闘。毎回「疲れてあきらめ、ぼくの負け」だった
のだが、今日はようやく話がスムーズに行った。「予約を入れて、ぼくの勝ち」です。

 その後は、ひさびさにブラジュニ・ゾーニのストヤンのところに、昔に撮ったあるトカゲ写真を鑑定
してもらいに行った。残念ながら、予想していたゴルスキ・グシテル(直訳:森トカゲ?)ではなくて、
メスのステネン・グシテル(壁トカゲ?)だった。うきー、くやしい!
 日曜日に、ポダでの集まりに誘われた。「雨降ったら行かないよ」って言ったんだけど、「雨降っ
ても来なよ!カエルいるから」って強引に誘われた。行くかぁー。



10月2日

 何していたっけなー。なんだか、だらだらモード再発で、仕事に身が入っていなかったような記憶
がある。最近欧州で活躍している日本人サッカー選手のニュースを見ていたり、K-1関連の記事を
読んでいたような・・・・。

 HPの古いページの酷い写真を、画質処理し直して、高品質へ改善作業。こつこつ、こつこつと
昨日あたりからやっているのだけれど、なかなかページ数が多くてびっくり。よくこれだけのページ
数作ってきたな〜と、我ながら関心。



10月1日

 この日はよく働いた。
例のアルバム計画は、ラドスティンのお陰で、ブルガリア語版の作成もなんとかなりそうな
兆しが見えてきたかなって感じ。ラドはとても生真面目に翻訳の仕事をやってくれる。ラド自身
とはまったく関係のない仕事なのに、本当に感謝なのだ。1,2ページずつ翻訳を頼んでいる
んだけど、頼みに行って原稿を渡すとき、毎回ラドは「ありがとう。」って ・・・・それは、こっちの
セリフだよ!!

 そうそう。昨日?おととい?あっ、おとといだ、おととい。ひっさびさに新しいページを更新して
みた。HP、ずいぶんと長〜い間放っておいたからねぇー。それでも、その間カウンターは止まる
ことなく、誰かがいつも見に来てくれていたんだ。うれしい。何度も“更新”を期待して、見に
来てくれている人の事を考えると、作らなきゃ作らなきゃって思うんだけど、、、、夏の間は、
ずーっとダメだった。何でだったんだろう。お出掛け欲が強まっていたからかも。そして、本当に
よく出掛けていたし。 作りかけと構想中のページ、チャキチャキ作れればなぁー。チャキチャキ
は出来ないんだよねー。細かいところにこだわりすぎ。これは性格の問題で、そう簡単に直せ
ない。ひどい時なんか、まず新ページの色を決めるために30分以上悩み、結局、どの色も
気に入らなくやめてしまう。何ひとつ進まない。こだわりすぎで、細かすぎなのだ。 小学校の
時を思い出すなぁ。黒板の板書をノートに移す。ノートに綺麗な漢字が書けない。消して、書き
直す。定規を使って、丁寧に均整のとれた漢字を書いていく。しばらくして、先生が板書を
消してしまう! ・・・・すべてが、もうどうでもよくなってしまう。そして、ノートをとるのをやめる。



9月30日

 昨日はヘヴィだったね。ま、もう言ってもしょうがないことだ。

 ・・・・あの後、結局、職場の鍵を持っている同僚は現れませんでした。なんでも、ヴェスコは
田舎のロゼネッツから駆けつけるところ、大雨で道路が大変なことになり、車も足止め。そこには
電話もなく、連絡の手段が無かったとのこと。 ぼくは、大使のでっけーベンツの中に座らせて
もらって、しばらく同僚を待ちました。警察はそそくさと帰り、副市長も帰り、結局ぼくらも職場に
入ることはあきらめ、近くのホテルのロビーでお話し。 幸いにも、ラップトップを背負っていた
ので、ロビーでPC内にある調査風景の写真やら、標本の写真を見せて、仕事の解説をしました。
職場の廊下を川に見立てて、サンプリング道具を手に調査の再現をしようと思っていた計画や、
カワゲラ、ゲンゴロウ、ザリガニ、でかいヒルなど興味惹かれそうな生物の標本をシャーレに
開けて、机に並べておく計画などは、、、、 当日の朝、家から職場に着くまでの間、空想の
世界で楽しませていただきました。はい。

 朝から“超不機嫌ー!!”の文字をおでこに貼っていったぼくですが、まぁ、ヴェスコの方も
大変だったみたいだし、(・・・・事前に電話1本なんとか入れるぐれーの手立てはあっただろー
に。あん?)、ケンカしたところでしょーがないので、ここはぼくもひとつ大人になって、昨日の
件は忘れることにしました(ぜーったい忘れないけどね)。
 ヴェスコには、謝罪の手紙を半強制的に書かせました。はい。

 夜は、ロッセンちにいって遊んだ。気晴らし気晴らし。
週末の愚痴を言ってサッパリしたあとは、動物番組に見入った。イカの面白いのやってた。
イカって生物は面白いね、ホントに。ダイオウイカらしき映像が少し映ったんだけど、本当に
ダイオウイカだった?ねーねー?気になる。その後には、ワニ特集やら、ヘビ特集やらが
始まり、もうテレビに釘付け。ロッセンもそういう系大好きだし、クラシもまんざらじゃなさそう
だしで、みんなであーでもないこーでもないと動物話で盛り上がった。いや、ああいう番組
は面白いなぁー。
 この日はぼくのおごりだったのさ。書き忘れたと思うけれど、先週の金曜日に中古のGSM
を買いました。それのささやかなお祝いなのさ。 



9月29日 最悪

 朝から雨ザーザー。うれしかった。 今日は大使が職場見学に来るとのこと。日曜だよ!?
天気がポカポカで爬虫類撮影日和だったら、超文句言ってたね。 でも、この天気でしょ?
どうせどこにも出掛けられなかったから、朝、ベッドで雨の音が聞こえてきたときには、ニヤけて
しまいました。

 で、、、、大使との約束の時間、30分前に職場に行き、鍵を持っている同僚が来るのを待つ。
待つ。待つ。 ・・・・15分前になっても来ない。電話をしてみる。奥さんがでる。本人はいない。
そんなことしている間に、大使はパトカーに先導されて到着。そして、副市長も到着。大雨と強
風の中、職場の入り口でなにもできない自分。 小ボス・ニコロフの電話番号も知らなければ、
他の同僚のも知らない。ディレクターのも知らないし。ミロに電話してみるけれど、家にいないし。
もう、最悪です。さ・い・あ・く。 もう、金輪際ヴェスコを信用しまいと誓った。

 とにかく最悪の状況だったのだ。あー、ムカムカしてきた。もうこれ以上書きたくなくなってきた。
寝ます。じゃ!



9月28日

 最近いろいろと細かい仕事が溜まっている。誰々に小包みを送らなきゃならなかったり、手紙
を書かなきゃならなかったり、メールの返事を書かなきゃならなかったり、写真を焼き増ししなきゃ
ならなかったり、、、、と、本当にいろいろ細かい仕事が多いんだ。
 それを少しずつ少しずつ片付けている。一気に全部片付いたら、それはもう爽快なんだろうけ
れど、そういう訳にも上手く行かず、ちょこっとちょこっとずつなのだ。

 そんなことをやっているうちに、夕方になり、招待を受けた「ガキの落書き展」に行く。行かない
ことも可能だったんだけれど、明日、昼間に大使が職場見学に来ることになり、どうせ週末遠出
できないので、あきらめて今週末はブルガスにいることにしたのだ。
 行ってみると、港で働いている日本人のおじさんやら、ソフィアに住んでいる同僚やら、いろん
な人に会えて、行った甲斐はあった。催しは、、、、うーん。ブルガリア人には楽しいものだったと
思います。はい。

 夜は、ソフィアからのその同僚を交えて、日本人3人で飲みに行った。魚料理をいろいろ注文
して、食べた。行ったレストランに、エビが無かったのが残念だったし、ぼくがついうっかりラパン
の存在を忘れていたのも失敗だった。ラパンは美味しいから、食べさせれば良かったよ。



9月27日 ルダ・カムチヤ

 フィールド日。待望のルダ・カムチヤ川へのサンプリング。ただ、本当に、非常に残念なことに、
今日は分厚い雲が空を覆っていて、とても天気の良くない日だったのだ。寒かったし。去年の夏
のルダ・カムチヤの幻想的に美しかった記憶があるだけに、空の暗い今日は本当に悲しかった。
7,8ヶ所でのサンプリング。仕事中は楽しいし、移動中も楽しい。車の中で、外の景色を見なが
ら、考え事をするのが異常に好きだ。
 フィールドの日は、ぼくは意識を集中させて、車の走る道路前方を見ていることが多いんだ。
路上にヘビでも出てきたら、大声を出して、運転手ペータルに止まってもらう。でも、なかなか、
そう都合良く出てきてくれないんだよね。
 で、今日は、天気の悪さに諦めて、前方は見ずに、道路の横に広がる畑や山を見ながら考え
事に耽っていた。

 ヘビ。生まれてこのかた、こんなにヘビを見たい衝動に駆られたのは初めてだ。 ぼくは、カエ
ルが好きだ。何故なのか、いつからか、よく知らない。でも、カエルには日本にいる頃から拘って
きた。だけど、ヘビにはそれ程こだわりを示したことはない。以前にヘビを飼育したことはあるけ
れど、その飼育経験から「ヘビはあまり面白くない」という印象を持った。 だけど、ここブルガリ
アで、何種類かヘビを撮影しているうちに、ヘビの持つ魅力がわかってきたような気がする。
まぁ、飼育欲は相変わらず無い。飼いたいとも思わなければ、とくに触りたいとも思わない。だ
けど、良い写真を撮ってみたいと、強く思う。 きっと、この5月にラドベッツでヘビの信じられない
くらい良い写真を撮れたからだ。 あぁ〜、フィールドでヘビに出会いたいよー。

 フィールドの帰りは、また、アイトスの街をぶらぶらぶらぶら〜。 はぁ〜。我慢我慢。ぼくも
子供なんだよね、すっごく。顔とか、態度にすぐ出てしまう。アイトスの街をぶらぶらして、最後
にはヴェスコとペータルはケーキを食べよう!と、喫茶店に。ぼくは、そんなもん食いたくもない。
で、「いらない。」って一人で食わなかった。付き合いでも食っておくべきだったのかなぁ〜とか
後になって思ったけれど、ホントに食いたくなかったし。大の男3人でケーキを食いに行くのも
なんか嫌だった。 なんだか、この2日間で大好きだったフィールドの日が嫌になってきた。

 

そうそう、書き忘れ。昨日も今日もフィールドの事ばっかり。
 昨日の仕事後は、ロッセンちに遊びに行ったんだ。で、キノコの話や、電圧の話、ハイエナの
話なんかをした。面白かった。

 今日の夜は、シルヴィアの誕生会に急に呼ばれた。夜の8時半だよ。プレゼントも準備して
なくて困ったけれど、Kの案で、口紅かマニュキアにすることにした。で、24時間のスーパー
に行って、化粧品コーナーで一番高級な口紅を購入。そのままシルヴィアんちに行った。
ひさびさにみんなに会えて良かった。けれど後半、結婚式のビデオ鑑賞が始まり、う〜ん・・・・。
みんな楽しそうに見ているけれど、、、、ぼくには、ダメだ。だって、その場にいたんだもん。
実際に目にした場面を再びビデオで見たって、あんまり面白くない。
 退屈していると、ミロがすごく気に掛けて話し掛けてくれて、妙にうれしかった。ミロは紳士だ。
クラシは、この日購入した携帯電話(中古パナソニック)をとても褒めてくれた。以前にも、誰も
気が付つくことのなかった(実は)おニューのジーンズを、クラシだけは一目で褒めてくれた。
彼女は、よく見てくれている。あっ、でも、シルヴィアもこの日、ジーンズを褒めてくれたな。
女の人は気付きやすいのかな?



9月26日 文句の日

 もう嫌〜。なんなんだ、このだらだらは。フィールドの日。アヘロイスカ川へのサンプリング。
いつも平均7ヶ所くらいからの採集。この日は、運転手の事情でたまたま出発も遅かった。
アヘロイスカ川のポイントが半端な数残っているのもわかる。たった4ポイントだ。だからって、
なんで、カブレシコヴォでデカイ市場を開催しているからって午前中初っ端から市場をぶらぶら。
昼食後には意味もなくサニービーチのお土産屋街をひたすらぶらぶら歩き。最後には、ポモー
リエに立ち寄って、センター街をまたぶらぶらぶらぶら、カフェに入っては30分も会話無く
ボケ〜っと。こいつら〜、本っっっっ当に働かね〜な〜。なんなんだ、この人達。街ぶらぶら
マニア?! ほんと、最悪の日でした。自分の時間をひたすら無駄にされた日でした。サン
プリングは車一台だから、一人で勝手に帰ることは出来ないし・・・・。
 なんで、こんな、小中学生が掃除当番をさぼるみたいに、下らない時間潰しを真剣にやって
いるんだろう? こいつら大人だろ? ・・・・って、まぁ、しょうがないな。これが旧社会主義
国家の遺産(後遺症?)なのだ。 これでいて、最後には「今日はよく働いた〜」とか言うん
だから、頭にくる。後ろから、頭ド突いてやろうかと思うよ、マジで。

 おまけは、オヤジ会話。ヴェスコの会話(っていうか、本人はギャグを言っているつもりなん
だろうな)は、本当に疲れる。参る。 本人は勝手に言って、自分で受けて、楽しんでいる
からいいけれど、こっちは反応するのに疲れる。面倒。 9割以上は下らない意味のない
オヤジギャグ。そのうち半分は、2回以上聞いたことのあるネタ。 疲れる、本当に。同じ事
ばかり言っている人って、大嫌い。 顔が引きつる愛想笑いも大変だよ。

 と、ここで日記書きを中断(6時間ほど)。

 ギャグ・会話の云々は、人間同士の笑い・ユーモアのセンスの問題になってくるから、まぁ、
置いておいて・・・・。
 仕事の云々について。前言は撤回しておこう。ここはブルガリアだ。日本じゃない。ブルガ
リア人が日本と違う働き方をしているからといって、ブルガリアに来ている日本人がぶーぶー
文句を言う権利はないような気がする。そもそもぼくが現地の働き方に慣れないことに問題
点がある。郷に入らば、郷に従えだ。 単に、ぼくには街をぶらぶらするのも、カフェで数十分
ボーっとしているのも、辛くて、耐えられない。ここが問題なだけだ。仮に、街でなくて、動物
いっぱいの森の中をぶらぶらとか、川辺でボーっと数十分だったら、文句無しに過ごせると
思う。 ま、とにかく、働くペースは現地の人に合わせるのが筋であることは認める。はい。



9月25日 水

 この日は、ちょっとダメダメの日。先週かかりっ切りで(楽しんで)やった甲虫ページは、なん
とか形に仕上げ、イトミミズ類のページに取り組んだ。し・か・し、、、、分類が難しすぎ。わけ
わからん。だいたいイトミミズの背面と腹面をどうやって見分けるんだ!? ・・・・うーむ。
図鑑にある分類の鍵になる英単語も、ぼくのコンパクト英和辞典に載っていないし。
どーしよ〜。とりあえず、パスするか〜。アカムシ類を先に仕上げよう。まだ、貝類も残って
いるし。イトミミズは最後の最後にしておこう。うん、それがいい。

 家に帰ると、なんだか胃の調子が悪く、ベッドで横になりました。その後、電話などで
起こされ、HPの新ページをちょこっといじった。あるページを現在、準備中なのです。



9月24日 火

 仕事後に、マヤの家にまたお呼ばれ。今度は、マヤの姪っ子2人にお土産(日本のおも
ちゃ)も持っていった。とくにおチビの子は、とても可愛いのだ。笑顔が無垢でとても良い。
今回もルシ(マヤのお父さん)は仕事でクタクタですぐに寝てしまったのが残念だったけれど、
マヤのお母さんともいろいろ喋れたし、コイの料理も美味かったし、自家製サラダは絶品だし、
楽しかった。



9月23日 月曜日

 今日もよく働いた。ホントだよ。
朝、ラドスティンに、足りない標本写真の話しをした。ある1種類のザリガニの写真が必要だな〜って
最近思っていたんだ。そしたら、町の自然博物館に聞いてみてくれるという話しになり、電話ですぐに
話しをつけてくれ、撮影許可も下り、博物館に出掛け、撮影し、、、、と、まるで日本並みに仕事が
とんとん拍子で進んだ日でした。こんな調子よく物事が進むことは珍しいんだよ、ほんとに。
 ラドスティンは、ぼくのこの「デジタル写真図鑑」計画をとても高く評価してくれていて、うれしい。
彼は最近、あてにならないヴェスコの代わりに一生懸命ブル語への翻訳を手伝ってくれているし。

 以上は仕事面での良かったこと。悪かったことは、ひと月ほど前から話しが持ち上がっていた生態
調査関連の話し合いが1ヶ月延びたこと。ぼくの例の「計画」についても話し合われる予定だって
聞いていただけに、がっかりだった。物事の延期や中止の多いブルガリアに、なかなか順応できない。

 仕事後は、マヤの知り合いがやっているという中古GSM屋へ連れて行ってもらった。まだ新しい
チップが手元に届いていない今、急いでGSM本体だけを買っても何の意味もないので、急がず
もう少しいろんな店を回ることにした。古い型の機種を新品で買うか、そこそこの機種を中古で買うか
迷うなー。

 夜は、ロッセンちで夕ご飯をご馳走になり、その後、ロッセン・トドルと3人で、新しく出来たばかり
のビラリアに行った。相変わらずトドルは面白い感じ。ろくに共通話題もないくせに、なにか気が合う
感じのする人。話し方とか仕草を見ていても面白い。

 ここ2,3日、目がかゆい。



9月22日 日曜。

 朝、早起きすればそれだけチャンスが増えることはわかっているんだ。でも、休日朝の寝坊が
やめられない。気持ちいいんだ。また、お昼頃になって起きました。あーー、よく寝た。

 今日はどこにしようか迷ったけれど、寝坊のお陰で午後しか時間がないので、近場のソゾポル
にしました。
 ヘビを探しに行ったのに・・・・ ヘビの抜け殻すら見なかった。はぁ〜。 普通カエルを5,6匹、
トカゲを2種類くらいです。しかも、トカゲ、緑のデカイのには逃げられちゃうし・・。あっ、恐ろしい
ほど巨大なムカデを発見しました。素手で捕るほどの勇気はなかったので、小枝を探している
間に逃げられました。すごく残念。あれは、でも、すごかった。デカイ!標本にしたかったなー。
 今日はとっても天気の良い日で、探し出して3,4時間、もう疲れてきた頃に、すごいやつを
発見!!1年ほど前に図鑑で見たすっごく奇妙な格好をしたカマキリです。 それまで、今日の
ろくでもない成果にガッカリしていたのですが、これを発見した瞬間、疲れも吹っ飛びました。
今日、家出るのが遅くなったけれど、来た甲斐がありました。らっきー
 帰りは、森で道に迷い、すっごい距離を歩く羽目に・・・・。くたくただったので、家で飯作る気力
もなく、ブルガスに着いてまっすぐGlorshに行ってビールとメキシカンサラタ、田舎風鶏レバを
食べました。



9月21日 土曜日。休日です。

 寝坊。今週の寝坊ほど気持ちよい寝坊はなかった。きっと仕事仕事、約束約束でいろいろ疲れて
いたんだ。夜は11時頃に眠って、それから12時間ほどぐーっすり眠りました。きもちいいよー

 マヤの実家に遊びに行く約束になっていたから、マヤに電話すると「ポダにいる」とのこと。ぼくも
ポダに行くことにした。ポダとは、ブルガス南方へ10〜20km行ったところにある湿地帯にある野鳥
観察施設の名前なのか、その湿地帯がポダという保護区なのか、、、、よく知らないけれど、そう
いう感じのところ。行くと、アントンはもちろん(彼はポダの職員)、イヴォにターニャ、ミミにストヤン、
ラドスティナとたくさん知り合いが集まっていたよ。でもぼくは、挨拶早々に外に出て、生物探し。
イヴォが死んだばかりの新鮮なヘビ死体を見つけてくれたので、それを上手く撮影したり、生きて
いるギリシアリクガメを撮影したり(これもイヴォが教えてくれた)、きれいなバッタを撮影したり、
短い時間でけっこう面白かった。

 夕方にはマヤの実家、ドールノ・エゼロに行って、マヤのお母さん特製の魚のキュフテをご馳走に
なった。食べていて思ったけれど、日本のイワシのつみれに味が似ている。うん、本当に似ている。
そして、サラタがメチャ美味だった。普通のショプスカサラタなんだけど、野菜が美味いし、シーレネ
も美味い。野菜はぜーんぶ自家栽培だって言っていた。美味いよーーーー。 ビールを飲むのも
きついくらい超満腹になってしまったよ。ただ、ルシ(マヤのお父さん)が仕事でいなかったのが超
残念だった。
 マヤの実家には異様なほどヤモリがたくさんいてすごかった! ヤモリを捕まえて、マヤの姪っ子
2人に見せてあげたらきゃっきゃっきゃっきゃ喜んで、うるさかった。面白かったけど。



9月20日

 フィールド! 天気も良いし、身軽なフィールド装備で出掛けました。朝コーヒーを飲んでいると、
昨日車に積み込んでおいた調査道具をヴェスコが持って上がってきた。な、なんと、フィールド中止
です。あ゙〜 また〜。
 いま、自分は職場にラップトップがないと仕事にならないんだ。で、お昼休みまで2,3時間ぼーっ
と過ごして、時間を無駄にするのはアホらしいので、出勤して1時間も経っていないのに家に戻った。
昨日の汚い水に棲む昆虫の写真を撮ったり、甲虫ページを仕上げていました。労働労働楽しいなー。

 仕事後は、例の怪しい人との約束。ホテル・ブルガリアのロビーで待ち合わせ。と言っても、こちら
からは探す手立てがない。あっちからの呼びかけを待つだけ。もし、たまたまロビーに日本人が10人
くらいいたらどうするの?ってミロが言っていたけれど、考えてみると本当にそうだよなー。
 会ってみると、結局は、なんだか「日本ブルガリア友好の日」みたいな催しがあり、それへの招待
だった。ホッとした。日本文化の紹介とかそういう関連のスピーチとかを頼まれるんじゃないかと
思っていたから、どうやって断ろうかと思っていたよ。 それにしても、「日本の子供と、ブルガリアの
子供のお絵描き展示」って、、、、 ぼくのもっとも嫌いな類の催しだ。ガキの絵なんて、ぼくの貴重な
時間を割いてまで見たくない。行かないにしようかな



9月19日

 この日はなんだっけな〜。フィールドだ、フィールド。
ハジイスカ川にサンプリングに行きました。先週のどたキャンや悪天候キャンセル以来だった。
ある汚い調査ポイントで、例の水生昆虫アルバム用に欲しかったハエの幼虫を初めて捕まえて感動。
いやいや、今日は憑いていた。
 1年ぶりにサニービーチに行ったけれど、去年見たドラえもん時計は無かった。残念。あったら買って
もいいかなぁ〜なんて思っていたんだけど・・。

 夜はロッセンの家に夕飯を食いに行った。鶏飯と豚レバ。そして、ペリンといっしょに食った。もう
ペリンを飲む時期になってしまったんだな。ペリンは寒いときによく飲むのだ。でも、今日はなかなか
ポカポカ日和だったんだけどね。 で、ロッセンに、GSM事件の事とか、大量に買った動物切手を自慢
したりした。驚いたことに、ロッセンはかなりの切手コレクターだったのだ。「キューバの切手が一番
気に入っている。質が高くて素晴らしい」とか言っちゃうあたりが、やっぱり切手通だ。で、ぼくは
ロッセンから、ヘビのとか、ワシのとか、いくつかもらっちゃった。



9月18日

 今日もはらたいらー(に3000点) じゃなくて 働いたー。
あの人ってさぁ、本当にクイズすごかったの?それともやらせ? ま、でも、あのクイズ番組って大嫌い
だった。だって、質問がぼくにはとても下らなく感じた。クイズ番組は、何かの学術的な方面に博学に
なれるやつが好き。世界不思議発見なら歴史学とか、わくわく動物ランドなら生態学。まぁ、はらたいら
のも、人間社会行動学とか言えないこともないかも・・
 で、働いたのです。もうそろそろ甲虫ページも完成が見えてきた。面白いよ、ホントに。 ここ1年間、
水生生物を扱ってきて、わかった。『どんな動物種も、突き詰めていくと面白い!』ってこと。最初は
熱帯淡水魚に始まって、温帯淡水魚、日本産両生類、ブルガリア産両生・爬虫類、そして欧州産
水生生物と、どれも面白いんだ。

 そうそう。昨日、ソニアの紹介である女の人と知り合ったよ。ミラっていう人で、小綺麗なお姉さん的
な人。鼻が異様に高い。すごい鋭い顔なんだ。この人は、とても日本(日本語)に強い興味を持って
いて、独学で平仮名を覚えたらしい。これはスゴイことだよ。感心。 あと、芸術肌の人間らしく、漢字
の美しさに取り憑かれているようだ。 今度、いつか、家に余っている筆ペンでもプレゼントしてあげ
ようかな。

 仕事後。今日は、マヤとまた会った。マヤは、ハルマンリという町で誕生会があったらしいんだけれ
ど、そこである友人がこう言ったそうだ:「ハルマンリ近くにある俺の村に、カエルだかヘビだかを探し
に日本人が来たことがあるぞ」って。で、マヤが「マサルなの??」って。 ・・・・はい、ぼくです。
この夏に、地図をじーっと見て決めて、1人で3,4日行った超小さな村ナデジュデン。いや〜、世の中
狭いもんだね。

 夜、ブルガスの薄暗い道を一人で歩くと、なんだかドキドキ緊張してしまう。日曜日の事件の後遺症
だ。はぁ〜、嫌な感じ・・・・



9月17日

 最近なんなんだ?!
マヤとかエミィとか仲良くなった人ができて、会うのはわかる。普通だ。ある意味、自分が引き寄せた
約束だ。多少忙しくなったって、文句は言わない。 だけど、数ヶ月連絡がなかったソニアが3日前に
突然電話を掛けてきて、今日仕事後に会うことになったし。先週には事務所から電話が来て、日本大使
がぼくの仕事を視察したいから大使秘書と日程について話すようにとか、言ってくるし。今さっきは、
職場に訳わからないブルガリアの組織から電話が来て、月末に日本に関するなにか催しがあるから
参加して欲しいとか言ってくるし・・・・。おまけに、昨日の事件。 いったい、どうしたっていうんだろう。
なんだか村上春樹の小説の主人公みたいに毎日妙な出来事がやってくる。
 しかし、これら(招かざる予定)は絶対に良くないぞ。ぼくは今年の秋も、時間をかけて森や川を歩い
て、何かを撮りたいんだ。みんなして邪魔しないでくれ。

 今は仕事中なんだ、じつは。お昼休みになる直前。
甲虫類の分類がどんどん解るようになってきて、自分でも驚いている。コーヒーのCMで「違いのわかる
男」ってあったよね。コウチュウの分類で「違いのわかる男」・・・・。

 最近のこの肌寒さには嫌々だ。ぼくの職場の部屋は朝陽しか差さない部屋なんだ。昨日かおととい
からヒーターを出して、つけているよ。とても寒いんだもん。 こんな寒さじゃ、フィールドにもあんまり
行きたくない。今週末、来週末、再来週末と、最後に夏がもうひと踏ん張り頑張ってくれないかな。

 さて、目の前に山ほどある甲虫の標本を端から片付けていきますかぁ〜



9月16日

 昨日、警察だのマヤを家(ドールノ・エゼロ)まで送っていったりで、遅くに家に着いたからか、、、、
遅刻です。あらら。 いや、ここ数ヶ月GSMの目覚まし機能が朝起きるのに一番役立っていたから、
それがなくなっちゃったせいだな。うん。 1時間遅れで、重役出勤。

 仕事後は、エミィがマケドニアに帰ってしまうので、最後にみんなで飲んだ。ぼくはエミィが見たがっ
ていたから山ほどの写真を持っていって、いっぱい見せてあげた。何枚も欲しいと言ってくれたので、
そのうち焼き増ししてマケドニアに送ってあげなければ・・。
 きっと、エミィとはこんなに親しくなれたのに、もう二度と会うことはないんだろうなぁ。と、なぜか
考えてしまった。妙に寂しくなった。ブルガリアの友達とは、いつかまた会えるような気がする。でも、
エミィとはどうだろうなぁ・・ 仲良くなった分だけ、寂しいね。

 ところで、マケドニア語は大好きだ。ブルガリア語より軟らかい感じに聞こえて、とても心地よい。



9月15日

 厄日。
マヤと会って、日本の写真をいっぱい見せたり、筆ペンで練習した漢字を見せたりした。で、夜に、
マヤをバス停に送っていくとき、やられました。GSMをひったくられました。そして、泥棒追いかけて
ひっさびさに全力疾走! 疲れた。あとちょっとのところで取り返せたんだけど、最後のどんでん返し
があり、まんまと盗まれた。くやしい〜。 その後は警察に行って、いろいろ面倒だった。○年ぶり
に本気で走ったから体力的にも、長い事情聴取で精神的にも疲れました。は〜〜〜〜
 ま、これもブルガリアの一面。今日は社会勉強だったね。



9月14日 ミロ・シルビアの結婚式

 初めて見る国際結婚式。とはいっても日本で言ったら、多分、東京の人と沖縄の人の結婚式程度の
感覚。ぼくはブルガリアでは2度目の結婚式だから、今回はリラックスして過ごせた。
 残念ながら朝から雨が降っていたんだけれど、まぁ、外で行う儀式はほとんど無いので、とくに雨の
影響は関係なし。ロッセン・クラシの時よりも規模が大きくて、友人一同の超長いテーブルにしても、
新郎新婦の親戚一同にしても顔見知りが少なく、その点はちょっと寂しかったな。ま、でも、ロッセン・
クラシは隣にいたし、ミトコ・プラメナは仲人だったし、カテリック・ゴーゴ・イルカ・イフキン・ベシーもいた
から話す人には事欠かなかったんだけどね。それに、エミィともいろいろ話ししたし。
 カメラマンに徹していた前回とは違って、今回は写真そこそこにして、ダンスをたくさん踊ったなぁ。
ラキアもけっこう飲んだし。夕方6時に開始して夜中の12時過ぎまで式は続いた。ぐったり疲労感・・



9月13日 金

 今日は朝から空が暗かった。フィールドに行くのかなぁ?ヴェスコは今日くるのかな?と思いながら、
職場で朝のコーヒーを飲んでいると、雨が降り出した。ニコロフが来て、雨でフィールド無しだねって。
その後ペータルも来て、同じ事を。うん、こんな天気の中行きたくないしね。
 今日はお掃除おばさんラトカの姪っ子がぼくの部屋に遊びに来た。フィールドがなくなり、急ぎの仕事
もなかったから、日本の動物図鑑を見せてあげた。中学生くらいの子で、飼っているインコの話とか、
ヘビやクモを飼っている友達の話を一生懸命してくれて面白かった。

 仕事はバリバリやりました。まるで働き虫日本人のように働いてみた。例の虫撮影ね。顕微鏡下
での。甲虫のScutellumという部位の有無がイマイチよくわからん。分類はなかなか難しいねえ。

 仕事後は雨が止んだ。ここ1週間ぐらい、無性に新しいジーンズが欲しかった。で、昨日もちょっと
探したんだけど、今日は本格的にセンター街中のジーンズ屋を見て歩いた。結局、昨日あるお店で
気に入って試着させてもらった、ちょっと変わった色のやつに決めた。購入!
 買い物後に駅でバスを待っていると、ある女の子と目が合った。目が合うと、お互いに頭の中で何か
を考え出す(0.5秒)。彼女の方がちょっと(0.3秒ほど)ばかり先に思い出し、「マサロ!?」と呼んで、
ぼくも次の瞬間に「エミィ?」と。1年ぶりに、エミィと出会った。しかもバッタリ偶然に。びっくり。
エミィは、シルビアの従姉妹で、去年の夏みんなで浜辺で飲んだりクラブに行ったりして仲良くなった
んだ。今回は、シルビアの結婚式のために、ブルガリアに来ているのだ。久しぶりに聞くマケドニア語
には、相変わらず戸惑うけれど、バスの中でいろいろと話せて楽しかったな。



9月12日 木

 今日はフィールドなので、PCは持たずに出勤。朝、バスに乗っているとケータイに電話。ヴェスコ
からで、病気で休むとのこと。職場に行って、忘れ物の無いように調査道具を点検点検チェックチェッ
ク。1人の調査は責任感重大で、その緊張感がちょびっと好き。で、道具も整えたし、コーヒー飲んで
一息。・・・・と思いきや、運転手のペータルが来て、「ディレクトルが、今日のフィールドを無しにした」
って伝えに。はぁ〜〜〜〜。がっくし。 マリアーナに「超むかつくぜ!」とかって文句言うと、職場の
仕組みを中学生に分かり易く教えるように、話してくれて、、、、「それは正論ですね。」と納得せざる
をえなかったので、もう朝のドタキャンにも文句を言うまいと思ったのでした。
 でも、朝のぴりっとした緊張感が持続しているせいか、この日は仕事仕事の鬼でした。嫌がって
いた甲虫類もいつまでも放っておくわけには行かず、午前中は検索表とにらめっこしてました。

 午後に突然ある子がぼくの部屋に。びっくりした! アタナソフスコ湖のキャンプで今年知り合った
ニナだった。彼女は日本の芸能人の誰かに似ている(んだけど、誰なのか思い出せない)。とても
きれいな顔つきの人 であることは間違いが無いのだけれど、、、、 お化粧がすーごく独創的(・・
・・変・・)。目のまわりはキツイ水色、唇のまわりは濃い赤色ラインで縁取るという、とても想像力
豊かなお化粧を施してあるお顔なのです。今日、この化粧で来てくれなかったら、もしかしたら「あれ、
誰でしたっけ?」って聞き返していかもしれない・・・・。でも、美形だからか、綺麗に見える。ただ、
ぼくは、その謎めいた化粧法に感心し、つい目が行ってしまい、凝視してしまいそうになるので、話
していると目のやり場に困る。
 と話がニナの化粧に逸れちゃったけれど、ニナは何かの用事で隣の部署ミミのところに来て、空き
時間があるから、ぼくのところに遊びに来てくれたのだ。キャンプの夜に、ぼくが日本語を書いて
あげる約束したまますっかり忘れて放っておいたのを、ニナはしっかり覚えていたので、筆ペンで
「秋田犬」と書いてあげた。彼女は大喜び。 その他、机の上の昆虫標本を見せてあげたり、ぼくの
仕事を簡単に教えてあげたり、職場にあった今年の夏の動物写真を見せてあげたりした。

 そうそう。仕事熱心なぼくは、昼休みに家に戻ってPC取ってきたんだ。だって、無いと仕事になら
なかったからね。で、午後も黙々と甲虫類を相手にしていました。

 仕事後は、センター街に行ってミロとシルヴィアの結婚式のプレゼントを買った。ブルガリアで初め
て包装サービスもしてもらったんだけれど、なんだかおばさんのセンスが気に食わん。ぼくが違う色
にしたいって言っても、結婚式にはこの色が良いのよ!とか言われるし。それにしても、この安っぽ
い包装で2レヴァも取らないでほしいよ。ロッセンの結婚式のプレゼント包装、Kはハイセンスだった
んだなぁ〜ってつくづく思った。

 夜はある日本人と食事した。適度にお喋り、ラキアを飲んで、ほろ酔いで帰ってきました。

 鼻のアレルギーが最悪に調子悪い。ちょうど8月、妹が日本から来た頃から調子悪くなり始めて、
今はもう本格的に不調です。なんなんだよー。(内心で、すっごくハウスダストじゃない?っていう
確信があるんだけれど、、、、 早く、徹底的掃除をしよーー。えいえいおーー)

 口内炎。なのか、こいつは。右の、上の奥歯と下の奥歯の噛み合わせるところに当たるほっぺの
裏側。ここ、間違って噛んだ覚えもないのに、口内炎みたいになっている。そう、ちょうど、病気で
寝込んでいた頃からだ。だから、もう2,3週間は経ったというのに、まだ治らない。口の中の傷で
こんなに長びいているのって、今回が初めて。こいつはスゴイぜ、ギネスもんだ! って、早く治って
ほしいよ。気持ち悪い。
 そのせいで、毎日ビタミン剤を飲んでいます。



9月11日 水曜

 月曜日にニコロフが「今週は水木金とフィールドだぞ」って言っていたんだけれど、朝職場へ行くと
フィールド行きは無しだった。ま、3日連続は辛いから、これで良かったけれど。そして、部屋でぼん
やりしていると、ロッセンとクラシが来た! なにかぼくの職場の建物の1階に用事があったらしく、
ぼくの部屋に顔を出してくれた。初めてぼくの職場に来たんだからゆっくりしていってくれて良かった
のに、2人は気を遣ってさっさと帰ってしまった。
 その後には、ヴェスコのところに来ていた変なオヤジに、「日本企業のある製品についてネットで
調べて欲しい」とかって面倒くさい頼まれ事されるし。なんで、ぼくが日本人だからって、そんなこと
調べなきゃならないんだよ。 その次には、リュフカが部屋に来て、「この日本人が書いた論文に
書いてある英語が、どのフォントで書かれているか調べてくれないか?」とか頼まれるし。これは
日本人が使うフォントなんて大体限られてるし、すぐに調べてあげた。MS明朝は9メガもあるんだ
な。圧縮したって5メガほどだし、フロッピーなんかに入りやしない。メールでも、ナロウバンド時代
が続いているブルガリアで送ったら超負担かかるだろうし。
 って、何でもかんでも頼まれ事をついつい引き受けてしまうのは、なんでだろう。

 仕事後は、腐ってみた。
とりあえず、帰ってまず、散らかっている机の上の写真を整理したりしてみたけれど、“床の掃除機
がけ”という最終目標までの道のりは果てしなく遠く感じられて、、、、 やめた。 で、それ程眠かっ
た訳ではないんだけど、ベットに行って横になって、眠った。なんで、たかが“部屋の掃除”のくせに
ぼくをこんなに何週間も苦しめ続けるんだ?
 あとさ、なんで写真とか整理していると、ついつい懐かしく感じて、見入ってしまって、手が止まっ
ちゃうんだろうね。誰でもそういうもんかなぁ。



9月10日

 仕事ぼちぼち。例の書類は書き終えたので、夏休み前に没頭していた顕微鏡写真の撮影に再び取り
組む。

 仕事を終え郵便局へ行くと、夏の休暇中にメルニックで見た“記念切手のポスター”が貼ってあった。
そこで、カメの切手シリーズが欲しかった事を思い出して、郵便局員に訊いてみると「ここではなく、別の
お店で扱っている」とのこと。教えてもらった店に、道にかなり迷いながら辿り着く。マニアックな店だった。
古いコイン、切手を専門に扱っている店。小さな通りにあるために、今までまったく知らなかった。そこで
お店のおじさんに、動物関係の切手をすべて見せてもらった。親切なおじさんで、5,6冊ほどの切手
アルバムを端から全部見せてくれた。5,6千枚くらいは見たかなぁ?面白かった!非常に。
 結局、目的のカメ切手は無かったんだけれど、他の面白い動物切手を山ほど購入。40,50枚買って
しまった。おじさんの言うには「今ちょうど家で整理中のアルバムがあるから、また違う日にお店におい
で」とのこと。そして、「カエルの切手も見たことがある」との情報。また今度、楽しみだ。 でも、「先日、
あるギリシア人が動物切手をほとんど買い占めていった」とも言っていたなぁ。世の中にいるもんなん
だなぁ〜、動物切手を狙っている人なんて・・
 今日のヒット:ヴォドゥノ・マガレ(和名なんだっけ?ヨコエビみたいな水生生物。ミズムシ?)の切手。
こ〜れはマニアックです、かなり。

 帰りに家の前でロッセンに会った。そして、夜ロッセンちに遊びに行った。この日は、話が弾んで、
ロッセンと長〜い時間いろいろなことを語り合ったな。この日は本当に意思が通じ合って、面白かった。
思った事はすべて言えたし、ロッセンにも通じた。ロッセンの考えも全部理解できた。なんだか、日本の
親友と話しているように、気楽に楽しく飲んで話せた。とっても良かった夜だ。



9月9日

 仕事はぼちぼち。

 仕事後、ラドスティンに1杯飲みに行こう!と誘われた。そして、センター街まで歩いていくと、またもや
ぼくに何の断りもなしに、勝手に誰かに電話してビールに誘っている。「こういうのは、普通なんだっけ?」
「自分は心が狭いのか?」などと自問自答してみるけれど、やっぱり納得できず、むかむか腹が立つ。
結局、誰も捕まらず、2人で飲む。 ・・・・もうどっちでもいい。すでに最高に楽しい気分にはなれない。
ラドはもしかしたら、女の子を誘うんだから問題ないと勝手に思っているのかも。でも、性別関係なしに
ぼくはムカツクのだ。「なら、そう言えよ」って? うーん・・・・そうね。考えとく。
 ラドといつものように動物の話をしながらビールを飲んだ。彼は1リットルビールを飲んだ。ぼくは500ml。
Grolshのメキシカンサラダはとっても美味かった。

 ラドと別れて、カメラのバッテリーを買い、大通りを歩いていると、ばったりキャンプの時の子にあった。
いつもパンク野郎の格好をしている彼は鳥好きで、今年のキャンプではぼくとかなり話した仲。彼、イヴォ
は彼女と待ち合わせしていたんだけれど、「こんなに早く帰るの?もう1杯飲もう」って誘うので、付き合う
ことにした。彼女、ターニャも来て、3人で海の方へ。彼らは途中のあちこちで友達を拾い、みんなで浜辺
に座り込んで酒を飲んだ。そこでメンタを1本空けるまでいろいろと喋り、その後、また場所を変えてラキア
を飲んだ。浜辺や公園には若者がたくさんいた。お金のない学生たちは、居酒屋なんか行かずに、こう
やって遊んでいるんだな。
 それにしても、海通りの飲み屋はお客で満タン。驚きだ。だって、今日は週明け。月曜だよ。



9月8日

 日曜日だった。なにか、夏の長かった休暇が身体からまだ抜けなくて、じっくり考えてみないと、今日が
三連休の二日目なのか最終日なのかうまく判断できなかった。

 部屋の、特に机の上の、掃除は進まなかった。進まないというよりも、余計に散らかしてしまった。写真
を整理しようと思って、アルバムを数冊準備したんだ。けれど、膨大な動物写真を分類・整理する仕事量
の多さを考えると、、、、  それほど散らかっていない寝室に逃げて、音楽聴いて、本を読んだ。
 結局、机の上にアルバム数冊が増えただけ。

 読書について。いつから、こんなに本を読むようになったんだろう?不思議だ。少なくとも、大学生の4年
間で読んだ本は3冊ほどだ。それがこの2,3年で何十冊読んでいるんだろう。
 ・・・・小学生5年の頃、家にコンパクト・ディスク・プレーヤーがやってきた。その新しい技術に驚いた。
そして、レコードの時代が完全に終わっていくのを見た。家には山ほどのレコードと山ほどの本があった。
本の時代の終わりも近づいてることに、妙な確信を持っていた。テレビや映画という映像の時代に取って
代わられるんだと当たり前に思った。一生懸命読書している人たちを哀れんだ。それは、もう古い行為な
んだよって・・・・ 
 その時代はなかなか来なかった。未来予想を外したために、自分に残ったモノはただ一つ。「普通一般
の成人より活字を読むスピードが劣る」という事実。

 三色丼について。この日はご飯を炊いて、ベトナム風カレーというレトルトカレー最後の一袋を食べた。
すごくうまかった。 最近、スパゲッティーをやめて、頻繁にお米を炊くようにしている。それは、日本から
送られてきた食べ物の5割程がカレーであったり、お茶漬けであったり、ふりかけであったり、五目寿司
であったり、チャーハンの素であったり、、、、とご飯を必要とするものであり、ぼくがこの一年半で十回も
ご飯を炊いたことが無かったために、台所の在庫は一向に減らないのだ。「今度から家で何かを食べる
なら、ご飯を炊いてそれらを消費していこう」と決心した。これを思い付いたのが、先々週病気をしたとき。
で、先週、ご飯を炊いて、早速消費作戦。でも、この時、ベトナム風カレーを食べたい体調ではなかった
ので、他のモノでご飯を食べることにした。『三色丼』。名前の響きは、とっても良い感じだ。ご飯を三つ
のゾーンに分けて、盛り付ける。ふりかけ「のりたま」地帯、ふりかけ「簡単しらすご飯の素」地帯、海苔
佃煮「ご飯ですよ」地帯。完成すると、そこには寂しさというか悲しさというか、なにかが漂っていた。

 夕方はKと長話しをした。友人についてだ。自分の人生において、突如現れる友人と自然と消えていく
友人について。いろんな友人と出会った。いろんな友人と語り合った。そして、いろんな友人がいなくなっ
てしまっていた。これはきっと友人量一定の法則なんだ。



9月7日

 今日も休み。いいね。遅くまで眠っていた。朝、遅くまで眠っているのが大好きだ。夢を見ている。ふと
目が覚めて、時計を見る。次の瞬間、休日の朝であることを思い出して、もう一度枕に顔をうずめる。
そして、さっきの夢の続きを見るんだ。最高。気持ちいい。

 まだ机の上は片付かない。誰もやろうとしないんだ。

 ベッドで大好きな音楽を大音量で聴きながら、本を読むのが気持ちいい。本は、もう新しいのが1冊も
ないから、仕方なく読み終えたのをもう1回読み返してみる。でも、読み返すとき、最初からずーっと読んで
いかない。ぺらぺらとページを適当にめくっていって、面白かった場面とかの部分だけ読む。あんまり真剣
に読むと、音楽が頭に入ってこないから、時々読むのをやめて音楽に聴き入る。
 小説を読んでいると、何でもいいからぼくも文章を書きたくなってくる。そう思うと、むくっと起き上がって、
机に行ってPCをつけて、文章を書こうと思う。その前に、コーヒーを入れる。コーヒーは、砂糖とクリープを
たっぷり入れたお子様コーヒー。そして、チョコチップクッキーを摘みながら、コーヒー飲んで、PCに向かう。
PCではMP3プレーヤーで、ぼくオリジナル選曲を流す。T.O.N.やV.A.S.T.、Misery Loves Co.なんかの曲。
そして、好き勝手な文章を書いているのが好き。文章は、この日記だったり、誰かへのメールだったり、
新しいページ用の原稿だったり、なんでもいいんだ。

 夕方遅くに電話があった。エルゲンスコ・パルティへのお誘いだ。ミロの独身最後のパーティー。
ミトコの家に集まって、まずは飲み会。ひっさびさにトドルに会えて、感動。トドルとは何かと気が合う。
だから、トドルのいる飲み会は好きだ。 だけど、しばらくの間トドルとロッセンはケンカしていてうるさいし、
うんざりだったな。2人が仲直りして、男だけで街にくり出す。いつものクラブへ行った。ここに来るのは
ホント久しぶりだった。去年の夏は何度も来たんだけれどね。相変わらず、ロッセン・ミロは最初っから
狂ったように踊っている。ミトコも曲によっては踊りに行っていた。ぼくとトドルはテーブルで飲んでいた。
メンタのソーダ割りを何杯も飲んだ。美味い。途中、アリス・クーパーの懐かしい曲(ぼくが中学生の時に
夢中に聴いていた曲)が流れたとき、ぼくも壊れた。ソファーからダイブしてロッセンに激突。そのまま、
狂ったように踊りまくった。 でも、結局、血が騒いだ曲はその1曲だけ。ほかの大半のダンス系音楽は
ぼくには退屈そのもの。あっ、あと1曲、Queenが流れたときには大合唱になって、最高だった。



9月6日 祝日

 今日はブルガリアの祝日です。何の日だろう? あれ、あれだよ。昔、ずーっと前にバルカン山脈の北と
南で国が分かれていたのが、統合された記念日。統合記念日とでも名付けておきましょう。

 で、休みだったし、とくにやる事もなく、のんびりしてましたね。はい。
いや、ホームページを作りたいな〜とか、ちょっと思ったりもしたんだけど、その前に机の上を片付けたいし
って思って。で、机の上に散乱している写真やネガフイルムを整理整頓しないと机の上は片付けられなくて、
その写真を整理するには、アルバムが必要で。アルバムは・・・・ なんて考えていると、どうも面倒くさく
なってしまって。

 夕方、またマヤに誘われて、センターに行った。キャンプのソフィアから来ていたグループが今夜の夜行
列車で帰るので、それのお見送り。残念ながら、ぼくがよく喋ったアンディーたちはいなくて、それほど喋
らなかった人達ばっかりだったので、ぼくは駅に座り込んで静かにしていたよ。マヤは、みんなといろいろ
話して、メールアドレスの交換とか忙しそうだった。



9月5日 二日連続フィールド

 今日は朝職場に向かわず、センター街にあるガレージに向かい、そこから直接標本採集に出掛けた。
今日もストランジャ方面。ロポタモ、デァボルスカ、キテンスカ、ヴェレカとぼくが去年、何度となく足を運んだ
河々だ。川沿いを走っていると、1年前のことがいろいろと思い起こされて懐かしい気持ちになった。

 そうそう、昨日、コルネリアがぼくにミシュマッシュとキョポールとマグダノスのキュフテを作って、持って
きてくれた。コルネリアのお手製料理。とても美味い。コルネリアは、なんでぼくにこんなに親切にして
くれるのか、ぼくはたまに困ってしまう。とーっても嬉しいけれどね。

 仕事後には、マヤとまた会った。彼女は背中に入れ墨を入れたいそうだ。そして、その入れ墨を
何文字かの漢字にしたいらしい。ぼくは彼女の用意してきたブル語単語リストを漢字で書いてあげた。
筆ペンで丁寧に書いてあげた。彼女曰く、ぼくの書いた文字をそのまま使いたいというので、ぼくの方も
多少責任の重大さを感じつつ、丁寧に文字を書いた。まだ文字は決定していないけれど、「翼」「空」
「欲(もしくは願)」の3文字になりそうだ。マヤは何度も「鳥になりたい」って言っていた。
 マヤは日本にもとても興味を持っていて、(いや日本に限らず外国全般に)、ぼくにいろいろ訊いてくる。
だから、いろいろ説明してあげたよ。 マヤとの話は面白い。いい子だ。



9月4日 フィールド

 今日は、夏休み明け初めての調査の日。本当は先週にもあるはずだったんだけれど、ぼくは病気
して不調だったから、ニコロフがオフ日にしてくれた。今日はストランジャの奥地、ヴェレカ川の方です。
朝、ヴェスコが大幅に遅刻してきたり、例のアタナソフスコ湖のキャンプから何人かがぼくらの職場へ
見学に来て、ヴェスコとぼくは河川調査について説明したり、と出発前バタバタ忙しかったな。でも、
キャンプの子たちが見学に来てくれるのは、面白かったな。

 今日のフィールドは酷かった。いつも、だいたい6,7ヶ所での標本採集。で、4,5ヶ所目にはお昼の
時間になるから、近くの町でケバプチェを食べるんだ。でも、今日は、お昼頃グラマティコヴォという村に
いて、数軒の食堂を回ったけれど、どこも閉まっていたり食べ物がなかったり。仕方がなく、空腹を
我慢して、標本採集を続け、結局食事にありつけたのは全部の箇所を終えてからの3時頃。
 空腹は、元気はなくなるし、機嫌は斜めになるしで嫌だね、ホント。

 夜は、アタナソフスコ湖のキャンプ最終日の飲み会があったので、ミミたちと仕事後に駆けつけた。
みんなで食事して、キャンプファイヤー囲んでお酒飲んで、みんなでゲームしたり、かなり面白かった。
マヤっていうヴァルナの学生の子といろいろ喋ったな。最後の方で、その子がブラジュニ・ゾーニの
運転手のおじさん(ぼくとよく喋る仲良しのおじさん)の娘さんということが判明して超びっくり!
似てるっていえば、そっくり!! 笑えた〜。納得〜。



9月3日 火曜日

 昨日の夜からお湯が出ない。シャワー浴びたかったのに、我慢して寝た。きっと朝になったら
出るかもしれないと思って。 でも、朝になってもお湯は出なかった。
 思い当たることがあった。ぼくはここ半年以上「お湯の料金」を払っていないのだ。9月になって
いよいよお湯が止められてしまったのかもしれない。払っていないのには、いちおう訳がある。
冬、年末から年始にかけての数ヶ月、お湯料金が異常に高額だったのだ。ぼくは、一人暮らしだし、
家にある3つのパルノも台所のは一度たりとも開栓したことないし、居間のパルノも出掛けるとき
にはこまめに締めていた。 だから、いつの日にか、家にお湯メーターを調べに来る会社に間違いが
ないかどうか問い合わせてみようと思っていたのだ ・・・・が、そのまま数ヶ月が経っていたよ。
今日、「仕方がないな」と思って、お湯料金を支払いにいった。窓口のおばさんに、いろいろ聞いて
みると、「お湯料金を滞納しているからって、お湯が止められることはない」そうだ。家のは、単に
配管工事かなにかだろう、とのこと。ほっと、一安心。 で、夏の間の安め(普通め)の支払い
3ヶ月分だけ払ってきた。未払いの2〜4月分(異常な高額料金)は、今度こそ、いつか、その会社
に問い合わせてやる。

 仕事後、センター街に現像に出しておいた写真を取りに行った。写真屋までの道、薄手のウィンド
ブレーカーみたいな上着を探しながら歩いた。何軒かの洋服屋に入っては、探し歩いた。(じつは、
今日だけでなくて、ここ数日間あちこちのお店で探しているんだ。) 今日入ったスポーツウェア店に、
淡い青色のかわいいヤッケを発見。試着して、サイズはぴったり。しかもこれが最後の1着らしい。
優柔不断というか、慎重派のぼくは、考えながらお店を出て、写真屋へ。写真屋に入る直前に
パラパラと雨が降ってきていた。そして、ぼくが数人のお客の後ろに並んでいる間に雨はどんどん
強くなってきて、ぼくが支払いをしている時には土砂降りになっていた。
 こんな突然の豪雨は久しぶりに見た。写真屋前の海に通じる大通りは、あっという間に川になっ
て、とても歩けない。何人かの若者は、あきらめて、靴を脱いで裸足で川(大通り)を歩いていた。
「日本の台風を思い出すな〜」なんて思いながら、ぼくは15分くらい写真屋の入り口で、ぼーっと
大雨の街を眺めていたよ。
 このままずーっと待っていても止みそうになかった。もちろん傘もない。バス停までは少し距離が
あった。雨の勢いが弱まった隙に、さっきのスポーツウェア店に戻って、ウィンドブレーカーを購入
しました。そして、値札やラベルを外してもらって、着て帰りました。



9月2日

 朝。ベットで時間を見てみると8:31だった。あ゛ー! アタフタ アタフタ
バスに座って一息。ふぅー。時計を見てみると、8:45。
これ、たぶん、今までの最短記録だ。寝床から14分後にはバスに。

 ヴェスコとひっさびさに昼食に行った。郵便局前のレストランで、ケバプチェにビール。いや、
あそこのケバプチェはなかなか美味い。肉汁ジュゥ〜って感じで、美味しいんだ。
んで、夏の旅行の話とか、いろいろな話をしたな。

 そうそう、突然だけど、夏の旅行中によく考えていたこと。
ぼくは動物の写真を撮る。旅先では、いろんな人がいろんなモノの写真を撮る。世の中で、一番
よく撮られているモノって何なんだろうな〜って考える。きっと、太陽かな。空?海? そういう風景
が世の中で一番被写体になっていると思う。エベレストの風景かもしれないし、ナイアガラの滝かも
しれない。人工物に限ったら何だろう。一大観光地だろうな、当然。 となると一番観光客の訪れる
場所だな。一番観光客の訪れる場所ってどこだろう。ピラミッド(エジプト)とかかな。それともパリの
エッフェル塔みたいな欧州の名所かな。カメラを所持した観光客の動員数で考えると、どうしても
西欧のどこかという気がするな。でも、「写るんです」みたいな使い捨てカメラの爆発的普及と、
どこかある種の観光地の撮影数は相関しているかもしれない。例えば、ディズニーランド内で使い
捨てカメラの発売以前と以後では、撮影数は格段に違うだろう。パリとかアメリカのディズニーランド
が、被写体になったことが史上最多かもしれないなぁ。いや、意外と東京ディズニーランドかもしれ
ない。というより、日本のどこかが史上最多のような気もしてきたぞ。日本人ほど「記念撮影」って
いう行為を好きな人種を知らない。修学旅行での学生動員数で考えると、どこかの大仏とかお寺
かもしれないなぁ。生物だったらどうだろう。カエルは間違いなくトップ100にも入らないな。犬かな。
あっ、科や種レベルと個体レベルで分けて考えないとなんとも言えないな。個体レベルだったら、
きっと何かの映画とかで有名になった動物かな。それとも、上野動物園のファンファンみたいに
有名だった動物かもしれない。もしかしたら、どこかの有名な場所に生えている御神木のような
巨木かもしれない。科や種レベルだったら、「犬」か「猫」っていうのが一番多そう。飼っている人は
無限大にいるし、そういう人達は大抵ペットの写真撮るのも好きだ。あっ、いや、ホモ・サピエンス
がいた。「人間」っていう種族が一番だな。これは間違いない。
 こ〜んな答えのない事を永延と考えていたよ。



9月1日 遠足日

 昨日、街で買い物から帰るとき、バス停で偶然ある子と出会った。去年の夏、アタナソフスコ湖の
キャンプで知り合った子だった。で、彼女が「今年は来ないの?」って聞いてきて、「明日みんなで
遠足に行くから、おいでよ」と誘われた。

 日曜日の休日なのに朝6時半に起きて、バスに乗り、アタナソフスコ湖のキャンプ地に行った。
ちょうどみんな朝食時だったから、ぼくもお茶とパンをご馳走になった。そのあと、バスに乗り込んで
出発。ポダを初め、アラプ、ヴォドゥニ・リリイ、ロポタモと自然保護区を回るエコツアーのような遠足
だったよ。あいにく天気が悪くて、思ったより動物に出会えなかったけれど、とても珍しいキノコを
見られたし、いろんな人と話せたから、家でぼーっとしていたよりはまし。

 帰ってきて、くたくただったので、深い眠りに就きました。



8月31日

 今日は変な夢を見たよ、朝から。変っていうか、面白かったな。陸上の高飛びをやる夢。懐かしい
中学の時の友達やら、他にも誰か出てきた。でも、もうすっかり忘れちゃったな。

 遅くに起きて、「つまんないな〜」「ひまー」「やることないー」って何度つぶやいたかな。そして、
いやだけど、いやだけど、仕方なく部屋のお掃除を始めました。病気の時の洗濯物やら、旅行のあと
ずーっとソファーで開きっぱなしになっているザックやら、冷蔵庫の中でダメになっていそうな食物とか、
テーブルの上のものとか、片付けてみました。 そうそう、同時進行で、IEをまたいじったんだ。だって、
IE6にしたらすーっごく遅いんだもん。もう我慢できない! 昨日、ネット上をぶらぶらしていたときに
すごく思った。動きが遅くなったな〜って。きっとぼくの古いPCのスペックだと、IE5.0くらいがちょうど
良かったんだ! ということで、今日の昼間、バージョンダウンしました。(5.0に戻したかったのに、
訳わからん問題発生で5.5にしか戻せませんでしたが・・)

 で、お掃除も大詰めを迎えた頃になって、ハッと「そうだ、ミロの結婚式のプレゼントを探しておこう」
と思い立ち、お掃除から逃げるかのようにそそくさと出掛けてしまいました。
 半年ほど前に出来上がった街の高級ショッピングセンターに行って、あれこれ見て回りました。3階
の一流台所用品屋さんで、なかなか良いもの発見。1つは、でかくて重たい木の塊に刺さっている
5,6本の包丁セット。1つは、金属レールにぶら下がって、デザインの統一されたお玉やフライ返し、
皮むきなどなどのお料理便利器具5,6点セット。1つは、磨かれた金属土台に7本の小瓶が刺さっ
ているシンプルな調味料入れ。 この3つを気に入ったね。このうちのどれかにしよっと。

 早々プレゼントを絞ったので、あとは洋服屋さんをぶらぶらと回っていました。薄手の長袖シャツが
欲しいし、薄手のフィールド用ウインドブレーカーみたいなのも欲しい。海公園に近いところにある、
本物DIESEL売っているお店で、超かわいい長袖シャツ発見。でも、ちょっと高い。で、試着させて
もらったら、サイズ小さすぎ。しかも、その1着しかない。う〜残念だ。でも、ちょっと高かったな〜。

 帰りにロッセンちでワインを飲んできて、結局お掃除は終わっていません。(まぁ、掃除する前より
はいくらかきれいになったけどね)



8月30日 金曜日

あっ! という間に週末です。今週、病気していただけです、ほとんど。

 そうそう昨日のつづき。仕事後は、今週からブルガスに住み始めた日本人に、1年以上住んでいる
先輩風吹かせてって訳じゃないけれど、ブルガスの街を案内してみました。でも、道に迷いました。
てへ ・・・・かっこわる。街、いつもセンター街しか歩いていないんですよね。ちょっと裏路地に入ったら
さっぱり?です。 ま、でも、なんとか彼の目的地に連れて行ってあげたり、病み上がりなのにビール
飲んで、食事してきました。

 また病気をぶり返したりしなきゃ良いんだけど、、、、と心配していた朝ですが、目覚めばっちりで、
久々に余裕を持ってシャワー浴びたりネットニュースをチェックしたりしちゃう程。でも、職場で超が
付くほどだ〜らだら。ぜんぜんやる気起きない。うーん、夏休みの後遺症だ、こりゃ。
 ぼくには、自作小説を送ってくれるような友人が2人いるんだけど、PCにある彼らの小説を読み
返したりしてました。いかんいかん、そんな暇あったら締め切り3ヶ月過ぎている書類を完成させろ!
って、弱っちい方のぼくが小さな声で叫んでいるのですが、強くて悪っぽい方のぼくはぜーんぜん
聞こえないふりして、平気な顔して小説読んでました。

 ミロが3時頃、ぼくの部屋に来て、結婚式の正式な招待状をくれたよ。うれしいね。



8月29日 死んでました

 夏の休暇を終え、職場復帰早々やられました。病気です。
あれは月曜日の午前中。なんだかお腹の調子が悪いな〜と思った。でも、前日からロクな物食べて
いなかったから、ちゃんとした食事をした方が良いだろうと思い、久々にズドラヴェッツへ。夏休み前に
改装工事していたのは知っていたけれど、店員たちもみんな変わってた。そして、驚いたことに、好き
だった鶏スープの味までが・・・・ ショック。きっと調理人も給仕人も全員入れ替わっちゃったんだ。
その後、職場に戻ると、胃が痛み出した。きっと急にたくさん物を食べたせいだろう、と思ってしばらく
我慢していたんだけれど、痛みはどんどん増す。断続的に痛みは訪れて、痛みがやってくると、うずく
まってしまうほど耐え難かった。だから、帰って休むことにした。 家のベッドで、時々やってくる痛みに
数時間耐えていた。気が付くと、身体がだるい感じ。熱を計ってみるとガビーン!発熱していた。

 火曜日は1日中、熱との格闘。ぼくはとっても熱に弱いんだ。だから、本当に参った。辛かったな。
ぜんぜん眠れないし、ぼーっと耐えているのも辛いので、必死に何か考え事をした。北斗の拳の
ストーリーを最初から思い出してみたり、ロバート・デ・ニーロやクリント・イーストウッドの映画の内容を
1から思い起こしたり・・・・。 熱があるのに「暖かい格好して眠りなさい」って変な感じだな、とも
考えていた。熱があるんだから、真水を浴びるとか、寒い格好して眠るとかした方が熱が効率よく
下がるのでは?とか。 でも、そんなこと試してみる元気も勇気も余裕もなかったよ。
 寝込んでからかな〜り時間が経った頃に吐き気。吐いた。明らかに昨日の昼飯だった。あれ?自分
の胃、ぜんぜん機能していなかったんじゃん。
 昨日の昼からかれこれ24時間もなんも食べていなくて、食欲もないんだけど、何か口にした方が
良いのかなぁと思って、重い体でお米を炊いたよ。で、お茶漬け1杯食った。

 水曜日には、熱は37度台まで下がった。で、職場に行ったものの頭痛がひどい。朝から頭痛が
するな〜とは思っていたんだけど、きっと「丸1日以上も横になっていたところ急に起き上がったため
だな」と。動き出せば正常になるかと思っていたんだけどね。職場で、1時間ほど経っても頭痛は
和らがず、何もできない感じなので、あきらめてまた家に帰った。熱がない分楽にはなったけれど、
ベッドの上は退屈。

 木曜日、今日。ようやく復帰です。はい。

 そして、いま、仕事後から6時間後くらい経過。(あっ、上の文章は職場で書きました。だって、
病み上がりだったから、仕事がうまくできなくて〜〜)
今日は長い1日だったな。あんまり調子に乗っていると、せっかく苦労して手に入れた健康をまた
失いそうだ。今日のところはもう寝よっと。コルネリアにしつこく言われたように、ビタミン剤だけ
飲んで寝ます。では、また書きます・・



8月25日 夏休み最後の日

 悲しいですね。ぼくの夏も終わってしまいました。 って、「です」「ます」調は、自分の日記に必要ない
からやめよう。 夏、終わったよ。あと9時間後には仕事かぁ。ふ〜

 旅から帰ってきたよ。昨日ね。やっぱ、夏はだめだ。暑いから自分の集中力に欠けるし、夏の自然は
どこか叙情性みたいなものに欠ける気がする。やっぱ、写真には秋か春が良い時期なのかな。物悲しげ
な秋がとくに好き。

 昨日まで行ってきたナデジュデンという村では、ブルガリア人の温かい気持ちに触れることが出来て
本当に感動的だった。2日目まで大して面白くもなく、あきらめて帰ろうと決めた直後に、村の人々と
出会って、たくさんの人に良くしてもらった。お陰で1泊滞在延ばしたし。知り合ったサショとは、いろいろ
語り合えて、面白かった。ブルガリア語、ホントに話せるようになってよかったよ。教会も何もないこの
田舎に、日本人はもちろん、蛇を探しに来た人間も初めてだって言ってたな。 結局、トルスカボアは
見付からなかったけれど、あの村に行って良かったよ。できることなら、あと少し滞在したい場所だった。

 考えてみると、去年の夏とは大違いだったなぁ。家にほとんどいなかった。よく旅行した。1ヶ月の
休暇で5日くらいしか家にいなかった。その割りには、写真をあんまり撮らなかったなぁ。動物運勢が
イマイチだったからねぇ。これだけはホントにすごく残念だ。ま、狙っている動物が稀少種になってきて
いるから、仕方がないといえば仕方がないか。

 Enigmaを久々に聴いた。いいね。好き。今はちょっと邪悪系。Katatonia。これも好き。今日はゆったり
した音楽の気分。
 今日は、家の食べ物が底を尽きてろくなもの食べていない。お腹が空いた。買い物に行けば良かっ
たんだけれど、、、、 夜8時頃にご飯を炊いて、もりもりいっぱい食べるつもりだったのに、お米を切ら
していることに気が付いて、あきらめた。いま、ジントニック2杯目。空腹には利く。酔っ払った。もうジン
も終わりそう。明日、買い物にでも行って、お米とかジンとか買うかな。
 洗濯機がいよいよ限界。1年前から脱水機使用時に水漏れはあったんだけれど、今、普通に洗濯
している時から水が漏れる。お陰で、洗濯終了後には絨毯ビショビショ。あらら。 部屋ももちゃもちゃ。
“もちゃもちゃ”ってある人がよく使う表現。要は、ぐちゃぐちゃ。旅行の荷物が散乱している。お掃除
しなきゃ。



8月20日 もうそろそろ夏休みも終わりだね

 ついに8月も20日になってしまいましたよ。あぁ、夏休みの宿題が〜〜 って、いっつもアタフタして
いた頃が懐かしいな。

 今日は、散髪屋に行きました。2軒も。入り口まで。
入れなかったんです。終わっていたから・・・・。どっちも営業終わりでした。
遅く家を出たんですね。なんで遅くなったかというと、昨日のIE6の異常を直していたからです。
 朝、のんびり起きだして、IE6でネットニュースを見ていると、すぐにプラウザが閉じられてしまう。
幾度やっても同じ症状。ムカついてきましたね。で、バージョンを5.5に落としてやりました。
そうすると、何でなのかわからないけれど、OutlookExpressの起動が遅くなるんです。うーむ。
らちが明かないので、IEもOEも全部捨てました。で、気分一新、最初からIE6を入れました。
けれども、またプラウザが閉じてしまう異常発生。再び全部捨て、IE5.5を新たに入れ、、、、
と、何度も何度も同じようなことしては、エラーチェックやらプログラムの修正機能やらを使い、
6時間ほどが無意味に消えていきました。 いや、無意味っていうとちょっと嘘だな。
インストールの時間とかエラーチェックの時間を、ぼーっとディスプレイに向かって待っているのは
アホらしいので、辞書片手にブルガリア語の図鑑を読んでいました。 で、結局、ReGetっていう
ダウンロード補助ツールが、IEに食い込んでいたのが良くなかったらしいのです。
ReGetを捨てたら、即効治りました。
 だから、家を出たのが夕方4時近くだったのです。で、街で買い物を済ませたかったのですが・・・・
もうブルガリアの買い物は嫌です。懐中電灯用の電球とカメラ用の電池、どちらもちょっと特殊な
物なのですが、ぜんぜん見つからない。いや、取り扱っている店は1ヶ所あるのですが、そこの
店員が超ムカツク態度なので、嫌なのです。ササッと買うだけなら我慢して買いますが、注文・
取り寄せしなきゃならないのを考えると、あきらめモードになります。「・・・・もういいや」って。
今度ソフィアに上がるときに買おうと思います。 で、無駄なのに、他の店あちこち回ってみたり
して、無駄に時間が消えていきました。
 そうそう、街でフォルクローレン・フェスティバル(民族舞踏音楽祭)のパレードをちょうどやって
いました。で、なんとなく参加国の旗を見ていたら、なんと今年は日本チームも参加です!!
どんな人達が踊るんだろう!?と、パレードを追いかけて、日本チームを見てやったのですが・・。
あれじゃ受けないでしょうね、きっと。
 去年、全日程毎晩通いつめたぼくなので分かりますが、観客が見たがって、観客に受ける
のは、グルジアやユーゴスラヴィア・チームのようなスピーディーで動きの激しい舞踏なのです。
 フィルム出しに写真屋に行くと、店員のねえちゃんがパレード見ながら「日本チームは何で?
あれは退職者の集まりなの?」だって。ホントに、なんでだろうね?
 その後、ロッセンにも電話で誘われたけれども、あの日本チームをとくに見たいとも思わな
かったので、断っちゃった。

 最近、あんまり邪悪な音楽聴いていないなぁ。歳とるってこういうことなのかな。
というか、TONばっかり聴きすぎ。2年以上も聴き込んでいて飽きない音楽って初めてだ。

 明日っから、旅に出ようと思っているんだ。ハルマンリっていう町近くをウロウロしてこようと
思う。この休暇最後の勝負。トルスカボア、見つかるかなぁ〜。 ま、見つからなくても、一日中
自然の中を歩き回って、なにか面白いモノを撮ってきたいな。



8月19日 籠もり病

 今日は何をしたかなぁ。IEをバージョン6にした。でも、なんか異常なのだ。なんかエラーが出て、再起動
が掛かってしまう。おかしいよ。56kモデムで一生懸命1時間以上もかけてダウンロードしたっていうのに・・。

 腰のところにダニを見つけてしまったよ。ま、こんなに頻繁に野原や森の中を歩き回っていて、今まで
いなかったのが奇跡的なのかも。とっても小さいダニで、まだしっかり食らい付いていなかったのか、指で
簡単にとれた。これから1週間くらいが勝負。ダニが病原菌を持ってなければいいんだけどね・・・・。
 ヨーロッパ脳炎って、発症してからワクチンを打っても間に合うのかな?医者に『申し訳ありませんが、
すでに手遅れです』とか言われたら、こんな事を呑気に日記に書いている今日を悔やむだろうなぁ〜。

 床屋に行こうと思ったし、切れたヘッドライトの電球を探しに行こうとも思った。HP用に、街に何枚か写真を
撮りに行こうとも思ったし、街のどこかレストランで美味いものを食べたいとも思った。でも、家から一歩も
外に出なかったよ。玄関にすら行かなかった。窓も開けなかった。

 自分に覇気というか抑揚が無いことが、最近気になる。あんまり笑わなければ、怒りもしない。淡々と
している。ここ1年以上、ほとんど気にしたことはなかったけれど、先週までT君のところに遊びに行って
とても実感した。「覇気」「抑揚」だけじゃなくて、「社交性」にも欠けているような気がする。人前でうまく
自分を出せなく、うまく喋れない。 いや正確にいうと、自分を素直に出せる相手と出せない相手がいて、
素直に出せる相手がとても少ないんだ。参る。



8月18日 残す休暇は1週間。

 今日、家に戻りました。夏の休暇は出掛けっぱなしでした。7/29〜8/5はペトリチ・メルニック方面に遠征。
その直後、8/6〜8/12は日本からお客が来たので、ブルガリア中観光案内。そして、8/14〜8/18まで
ドナウ川沿いのスレバルナ保護区へ。 あちこち探し歩いている割に、成果が少ない。うーん、何でだろう。
ま、今回の旅はどれも一人じゃなくて楽しかったから良かったんだけどね。
 まだあと1週間あるんだから、もう1ヶ所3,4日行ってこようかな〜。トルスカボア求めて。

 家は帰ってきたらガラーンとしていて寂しげだったな。今回の長期旅行前に扶養家族たちを全部放して
いったんだよね。だから、部屋には空っぽの水槽がいくつも残っているだけ。カメはある人に譲ったし、
ヤモリは職場に放した。魚たちとザリガニは近所の湖の脇に流れる水路に放した。ザリガニだけはなんか
惜しかったな。あんなに大きく育ててあげたのに。

 髪が邪魔くさい。髪を切ろう!こっちに来て、いま、1番伸びていると思う。どこか良い感じの理髪屋に
行きたいなぁ。でも、街で見掛ける理髪屋は、どこもパッとしていないんだよね。1ヶ所お洒落っぽくて、
2度ほど行ったところは、もう潰れたし・・。



7月24日 痩せた日

 今日は一日で三人もの人から「痩せたんじゃない?」って言われた。まず午後三時くらいにコルネリアから。
そして、午後七時過ぎにブルガスの港で働くおじさんから。そして最後は、家に帰ってきてメールを読んだら
そう書かれてあった。メールで「痩せたね」っていうのも変に聞こえると思うけれど、まぁ、変じゃないんだ。
いろいろややこしい事情があって、、、、というか今や社会は情報複雑情報複雑系だから、もう数年会って
いないどこかの世界の誰かがいつかぼくに「そういえば、痩せたんじゃない?」って言ってきても、それほど
おかしなことじゃない。
 とにかく、昨日は誰一人にも言われなかったのに、今日は三人にも言われたんだ。昨日の夜中か、今日
の明け方か、もしかしたら今日の午前中あたりに、ぼくはどうやら痩せたらしい。



7月23日 

 この日は、また依頼の仕事で出張。「依頼」とか書いているなぁ。ニコロフはぼくに「やってくれるか?」と聞く。
ぼくはもちろん承諾する。そりゃ、当たり前のことだよな。仕事しに職場へ行っているんだし。自分の計画なんて、
自分のものだけだから、数日遅らせても迷惑かかるわけでもないし・・。
 朝早くから、ニコロフに昨日のクロロフィルの結果を急かされて、慌ててデータ打ち込み。エクセルが計算。で、
今回もしっかり測定したお陰で完璧な値。自信満々。ほらね、しっかりやればしっかり答えが出るんだよ、V氏。
Vは手抜きしすぎ。それでもって、「測定器に問題がある」とか言われても・・・・。ま、性格の問題。
 それから、隣の部署の小ボス・ドブレフらと、プリモルスコ近くの沼(湖?湿地?)へ調査。なんでも大量の魚
が死んでいたらしい。昨日のことだそうだけれど、ほとんど死魚は見当たらなかった。昨日聞いたんなら、なんで
昨日行かないんだよって感じ。きっと昨日だったら、五時半までに終わらないからだな。ここには残業とかそう
いう概念は存在していないし。朝から出発して、あちこちの町でいろいろな余計な仕事をドブレフらは済ませ
(ぼくは待っているだけ)、ようやく午後になって水質調査やらサンプリング。たったの30分ほどの作業。で、
夕方遅くに戻ってきてくたくた。何だか自分の時間をとっても無駄に使われてた気分。こんな効率の悪い仕事
断れば良かったよ。っていうか、バスとかで現場に行って、サンプリング終えてくれば午前中だけで終わった
感じ。はぁ。

 仕事後は、センター街の一番新しくて、一番華やかなショッピングセンターに行って運動靴を買った。先週の
サイズのなかったお店のコンヴァースを諦められなくて、街中あちこち探しまわったんだ。そして、ようやく見つ
けたもう一軒のコンヴァース取扱店。ここにもう一つ、とっても格好いい赤と灰色のモデルがあって、とーっても
迷った。結局決められないから、店員のお姉さんにどっちが良い?って聞いて、やっぱり茶色くてかわいいお
洒落なモデルにした。茶色いのは皮だったよ。真夏にはちょっと暑苦しいかもしれないけれど、まぁいいや。
サンダルだと、カラレジが怖いから原っぱや森を歩けないし。サンダルより、運動靴の方が好きだし。

 仕事後には、結構疲れていたけれど、無理してロッセンと一杯ビールを飲んだ。あっ、いや二杯飲んだんだ。
ロッセンとクラシ、そして後からシルビアと四人で飲んだ。四人でのお喋りには、なんだかとーってもリラックス
できて、久しぶりに安らぎながら話ができた。



7月22日 月曜

 来週からの休暇までに仕上げたい仕事。今週一気に片づけようと思っていたのに、、、、。先週の金曜に引き続き
クロロフィル測定作業を頼まれ、結局一日掛かりだった。五時半の終業時間ギリギリまで測定作業。本当に疲れた。

 しかも、この日は前日の頭痛に続いて、謎の腹痛で調子悪かったし。
家に帰って、少し落ち着いた。先週買ったゴキブリホイホイみたいなのをどうしても欲しくてメトロに探しにいった。
でも、あんな巨大なお店メトロにもなかった。メトロなんてデカイだけ。ただの木偶の坊だ。靴下だけ買って出た。

 その後、今メトロ近くのガソリンスタンドOMVで働いていると聞いたルミャーナのところに顔を出してみた。すっごく
久しぶりに見たルミャーナは元気そうだった。新しい職場にもすっかり慣れているようだったし。一杯ビール飲む?
って誘われたけれど、お腹が調子悪かったから、カフェオレを飲んだ。



7月・・・・?

 今日は何日なんだろう。たぶん20日に近い何日か。日曜日です。 ま、カレンダー見れば一発でわかるんだけどね。
曜日は、日曜日で間違いないんだ。だって、まだ夏の休暇じゃないから、平日はしっかり職場に行っているし。

 最近、、、、なんだか、趣味のネット活動に力が入らないんだ。なぜなのか、わからない。
だから、HPも止まったまま。作りかけのページは3,4あるし。いつか作ろうと準備してある話と写真は4,5ページ分ある。
 仕事でどうしても夏の休暇前までに形にして仕上げたいモノがあって、それを平日は一生懸命やっている。もう8割方は
完成しているんだ。で、職場でここ1,2ヶ月、今までになく集中してやっているから、昔みたいに仕事後に趣味のHPを作成
する気力がない ・・・・のかな。 いや、「どーしても1ページ更新する!」ってやれば出来ると思う。でも、意欲があって
気分が乗っている時に作るページと、あんまり気分も乗らずに作るページとでは、出来が違ってくるんだよね。これは本当。
 だから、「あぁ、HP作りたくてうずうずしてきた!」ってなるまで待っていたんだけど・・・・ そんな気にちっともならなかった。
参ったね。掲示板を見ても、期待してくれている人がいるっていうのに・・・・ なんとかしなきゃ。

 さて、日記だから、日記をつけたいんだけど、、、、 もうずーっと放っておいたから、いつ何があったのか忘れちゃったよ。
これまた参るね。覚えている限り、書き付けていくかぁ〜。 あと、今日は、なんだかだらだらと書きたい気分だから、だらだら
とした文章になると思う。ま、いいんだ。ここはぼくの日記だ。そんなこと断らなくても・・

▽ 昨日の土曜日。ロッセンの田舎に行ったよ。ロッセンは、内緒の話なんだけど、リクガメを集めて飼育しているんだ。
なんで内緒なのかというと、違法行為だからです。ブルガリアの陸・淡水域に棲む亀4種類は、どれも保護種に指定されて
いて、捕獲や飼育は禁止されているんだ。でも、ま、ロッセンもロッセンのお父さんもリクガメが大好きで飼育している。で、
ぼくもイケナイことかなとはわかっていても、「ロッセンのリクガメワールド」に既に3匹も貢献している。 で、そのリクガメたち
の様子を見に、ロッセンの田舎に遊びに行ってきた。やっぱり田舎はのんびりとしていてイイ感じだ。ロッセン、ロッセンパパ
は庭の野菜の手入れで大忙し。ぼくは、興味もなければ、手入れの仕方もわからないから、村の外れの丘まで行って、蛇を
探していた。すっごく蛇の生息場所に適していそうな丘だったんだけれど、結局見つからなかった。 うーん、最近“憑き”が
弱まってきたのかなぁ〜?

▽ 先週の土曜。憑きが弱まってきたのかな、って書いたのは、この日ソゾポルに行ったんだ。レオパルド・スモック(豹蛇)
を探しに。ラドスティンに詳細な目撃場所を聞いて、はりきって行ったんだけれど・・・・ まったく手応えなし。残念。
ソゾポルの海では、若者らが楽しそうに海でバシャバシャと楽しんでいるのを横目に、暑い中、カメラ持って4,5時間は歩き
回ったのに、まったくダメだった。疲れた。
▽ 先週の日曜日。前日に手応えも何にも無いときって、弱気になるね。日曜日も探しに行けば良かったんだろうけれど、
行かなかった。で、何していたんだっけなぁ〜。忘れた。

 あっ、思い出した。ネットで、Kと妹と話をしたんだ。蛇探しに出掛けなくてちょっと後悔していたんだけど、このお喋りのお陰
で後悔度も薄れたんだった。そして、部屋をちょこっと掃除した。

▽ おとといの金曜日。とっても気に入った運動靴があったんだ。コンヴァースの茶色い可愛らしいデザインでお洒落なのが。
もう1ヶ月は目をつけていたかなぁ〜。でも、もっと良いのがあるかもって、他の店もまわったりしていた。でも、結局それ以上
に気に入ったのにめぐり会えなかったから、そのコンヴァースを買いに行ったんだ。 、、、、で、最初に42のサイズを履いたら
ちょっときつい。43がなくて、44ならあるっていう。44はぶかぶか。残念。 日本ならすぐ『注文・取り寄せ』っていうのが普通
だけれど、ブルガリアの洋服関係でそういう行為をやってくれたお店を見たことがない。 ダメもとで一応訊いてみたんだ
けれど、予想どおり「無理。出来ない」って言われた。「ほら、白いのなら43あるよ」とか言ってくれたけれど全然違うじゃん!
茶色いのはすんごくお洒落なのに、白いのには何の魅力も感じなかったよ。 どこのお店に行っても、なんか最新の近未来
チックな斬新なデザインの運動靴はたくさん置いてある。でも、ぼくが欲しかったのはすっごくオーソドックスな格好で、かわい
かったのになぁ。残念だよ、とても。
 この買い物は、仕事後の話。それまでの仕事は、バリバリやったよ。朝からクロロフィル測定用のサンプルが届いたし。
ヴェスコが休暇中だからぼくが1人でやらなきゃならないし。そして、例の指標生物アルバムもちょっとずつ進めているし。
小ボス、ニコロフが「休憩しなきゃダメだ!」とかいうんだけどね。とにかく、今は、平日はバリバリ働きたい気分なんだ。
 そうそう、買い物の後にブラジュニ・ゾーニに顔を出したんだ。ストヤンが、ロドピで撮った山蛙の写真を見たいっていうから。
ストヤンとの両生類・爬虫類の話は一番楽しいな。今思えば、この会話の瞬間がここ1,2週間で最もイキイキとしていた時
だったかも。

▽ その前の日、木曜日。この日は初めてのヴェスコ抜きのサンプリング。運転手のペータルと2人でフィールド調査に行き
ました。ファキイスカ川で8ヶ所からの標本採集。やっぱり2人だと結構疲れる。気が抜けないし。河口付近の深いところは
歩くの恐かったし。太腿までの長靴履いているんだけど、あそこは泥にはまりそうでホントに恐かったよ。
 この日の夜は、久しぶりにミトコの家で飲んだ。ミトコやミロが海から貝を捕ってきたので、それをつまみに。で、あーんまり
面白くなかったんだな。最近、いっつもこんな感じ。うーん・・・・

▽ その前の水曜日。この日は、なんだっけなぁ〜。仕事後に、運動靴を買いに行こうとしたら、途中でラドスティンに出会って
誘われるままにビールを飲みに行ったんだ。ラドスティンとは、先週も1回飲んだな。最近、とてもよくぼくを誘ってくれる。ラド
と飲むのはいいんだけど、ラドがぼくを誘っておいて、ぼくに何の断りなしに勝手に人を呼ぶのが嫌だ。飲む場所に行くと、
すでに誰かが待っている。で、ある女性がよくいるんだけど、自動車関係の会社で働いているという女性。ぼくはハッキリ
言ってその人好きじゃないんだよね。話も面白くないし、話し方もなんだか歳に似合わずキャッキャキャッキャうるさいし。
良い歳して、ばっかじゃないの?って思うね。 誘うときから「○○も来るけれど飲みに行く?」って誘ってくれればいいのに。
飲み屋に行って、彼女がいるからって、突然断るわけに行かないし。ふぅ。
 で、この水曜日は、珍しく2人きり。もうラドとは10回ほど飲みに行っているけれど、この時が初めてだと思うね。2人だった
のは。彼とは年齢が近いせいか、生物に興味がある者同士だからか、話がいろいろ出来て良いんだ。 あっ、今思いだした。
そういえば、去年の秋に一度、ラドの家に遊びに行ったことがあった。あの時も2人だったな。ロシアの動物図鑑を見せて
もらったり、望遠鏡で満月を観察したり面白かったんだ。

▽ 先週の・・・・? 平日。ラドに誘われて、ビールを飲みに行った。あれは、何曜日だったかなぁ〜。水曜日だったような・・。
居酒屋Grolschに行くと、タテアナが。またラドはぼくの知らない間に〜・・・・ って、思ったけれど、ま、タテアナとは気が
合うからいいんだ。彼女とは写真の話をしたり、なかなか楽しかった。

7月の前半は、読書を一生懸命していたよ。村上●樹のもの。「ネジ巻き鳥〜」とかは、とても評判が良さ気だったけれど、
1,2巻を読み切った時点ではあまり面白くない。「南のなんとか東のなんとか」とかいう、タイトルも全然覚えていないけれど、
1巻読み切りのあれは超退屈。あんなの読みたいんじゃないんだ!「ダンス×3」はまぁまぁ。ぼくの最高にお気に入りの
初期3部作の続きだから、そこそこに面白かった。しかし、初期3部作ほどの衝撃は受けなかったな。内容云々っていう訳じゃ
なくて、あの文章に惹かれたんだよね。あの、とても奇妙な比喩表現には、すごく惹かれた。「ダンス〜」も数ヶ所「おお!」
っていう表現に出会ったけれど、、、、 きっともうぼくは村上氏の文章に慣れてしまっているんだな。まぁ、でも、あの人の
初期3部作+ダンス〜はおすすめ。順序よく読んでいくとおもしろいと思うな。 ぼくはこれ以上、ブルガリアにいる間に読書
っていう行為に没頭したくない気がするので、もう読み返さないけれど、今度日本か、どこかで読み返すときには、鉛筆片手
に読むんだ。そして、惹かれた文章に印をつけておくよ。

こないだ。バスに乗っているときに、汗臭そうな男性が、座っているぼくの前を通り抜けた。その時、反射的に息を止めた。
その時にふと思ったけれど、人間の鼻はアザラシみたいな鼻じゃなくって良かったなって。アザラシみたいに鼻をヒュ!って
閉じたりしちゃったら、ちょっとあからさまで失礼かもしれない。 そして、次に耳も思った。人間がロバみたいな耳だったら、
ヒソヒソ話に聞き耳立てているのがバレバレだよね。

結局、今日は21日の日曜日だったよ。いま、カレンダーを見た。朝から頭が痛い。最初眠りすぎかと思った。けれど、もう2,
3時間は起き上がって活動している。でも、頭が痛い。痛み止めセデスも2錠飲んだ。 痛いっていうより、なんか頭の中に
空気が入っている感じ。脳味噌が押しやられてて、あんまり鋭い考え事ができない。そして、頭が重い。首が疲れている。
食欲もまるでなし。 朝起きて、って言ってもお昼前だけど、何も考えずにミートソーススパゲッティを作った。作る過程の半分
くらいが過ぎた頃になって、「あっ、お腹空いてないんだった」って思い出した。 結局、無理して半分くらい食べてみたけれど
気持ち悪い。残しちゃった。 なんなんだろう。病気?

昨日は、Type O Negative。今日は、V.A.S.T.とDepeche Modeばかり聴いている。具合が悪いときには、こういう大人しめの
音楽がいいな。こんなに大人しくても、頭に少し響いて、多少イライラしてくる。

やっぱり、だめだ。眠り過ぎかもって思って、起き出して、家の仕事片付けたり、日記書いてみたりしたんだけど・・・・ 頭が
とっても痛くなってきちゃった。眠りすぎってわけじゃないのかも。明日は月曜日だし、仕事やりたいことたくさんあるし、今日
は少しベッドで休んでいたほうがいいのかも。 ということで、横になります。では、また



7月11日 フィールド調査の日。

 朝、また寝坊した。今週2度目。とくに夜更かしした訳でもないのに。
出発には間に合って、普段どおりの標本採集。けっこう単調で、あんまりおもしろい動物にも出会えなくて
残念。齧歯の仲間を4回も見た。ブル語でロウゲルとかいうヤツ。何なんだろう、日本語。

 仕事後は、写真屋に行って、もうずーっと怠けて焼き増ししていなかったロッセンの結婚式の写真を焼き
増しした。その後、家に戻る前に、大きな豪華な花束を作ってもらった。クラシが病院から退院したって、
今日ロッセンが電話掛けてきたから、夜はロッセンちにクラシと赤ちゃんを見に行くつもりだったのだ。
奮発した豪華な花束は、ロッセンちに行くまで、近所の人らみんなに噂されて、変な感じだった。



7月10日

 仕事はぼちぼち。いや、ちょっとだらだら。暑い。暑いんだ。

 仕事後は、ここ数日のめり込んでいる読書。読書、読書で、あっという間に夜中になってしまう。
取り憑かれたように読んでいるな。で、今夜長かったダンスダンスダンスも読み切っちゃった。



7月7日

 昨日は土曜日。休みの日だったよ。今日は日曜日。休みの日だよ。
金曜日の夕方、ロッセンとクラシの赤ちゃんを見に行ったんだけれど、病院のシステム上見られなかった
んだ。ゴーゴは文句を言っていた。「これがブルガリアだ。西欧や日本では絶対こんなことないだろう!?」
ってね。怒っていた。 ぼくは、ロッセンの単なる友達。ゴーゴもイルカもそう。だから、まぁ、見られなくて
残念だったけれど、すぐに、そういうシステムに対してあきらめた。でも、クラシのお父さんも見られなかった
ことには、まったく納得がいかなかった。赤ちゃんに3人対面しようが4人対面しようが、なんの問題もない
ような気がする。いや、問題ないよ。でも、「3人までです」って・・・・。
 夜は興奮しているロッセンに付き合って、遅くまでロッセンの家にいた。ロッセンの両親、クラシの両親
らの話しは、あんまり理解ができなくて、正直言ってぼくはかなり退屈だった。

 土曜日は、ソゾポルに行ってみた。ロッセンの赤ん坊を見に行く?と、誘われていたりもしたけれど、
ソゾポル行きを優先した。赤ん坊は逃げないし、いつでも見られる。そして、本当のことをいうと、赤ん坊
って好きじゃないし・・・・。 ソゾポルは恐ろしく暑かった。もうホントに真夏だね。知らない間に。 今年は
フィールド調査がほとんど無かった分、季節感に疎くなっている。職場で朝から5時半まで、水生昆虫の
標本いじっていたり、PCとにらめっこしていたり。 とにかく、もう真夏だ。みんな泳いでいた。でも、ぼくは
森に向かって歩いていったよ。泳ぎに行ったわけではなかったし。成果はいまいち。1匹目の蛇は見失っ
たし、2匹目は追いかけて追いかけて尻尾の先掴んだと思ったら、攻撃されて反射的に手を放して、藪の
中に消えられた。残念。暑さで自分の体の動きも鈍かったような気もした。結局それ以降蛇は見られず、
あきらめて街に戻る途中で陸亀を見つけた。ロッセンへ持って帰ることにしたよ。
 それにしても本当に暑かった。ひどく喉が渇いた。水が美味しかったな。
 夜は、亀をあげに行ったら、ロッセンにまた招待されて、ビール飲むことになった。今日は、ミロもいて
楽しかった。すっごく久々のカテリックにも会えたし。ほどよく酔った。

 日曜日。朝は微妙にお酒が頭に残っていた。だけど、早起きをした。休日にしてはね。Kと長話をした。
そのあとソゾポルに行こうかと思っていたのだけれど、なんだかマッタリとした気分になってしまったから、
やめちゃったよ。そして、ベットでごろごろウダウダ。ようやく起きだした。部屋がとてつもなく散らかって
いるからお掃除したいところなのだけれど、だめ。やる気がない。お掃除おばさんを雇おうかなとか、月
何レヴァくらいで雇えるのだろうとか、しょうもない事を考えた。 そして、読みかけの本をひたすら読み、
途中でペペロンチーノを作って、赤ワインと食べて、また読書し・・・・。 こんな日曜日。非建設的。無意
味。でも、こんなもんだよね、ふつうの休日は。



7月5日金曜日、夕方5時47分。日本時間でいうと同日の真夜中11時47分。

ここ2週間ほど、いろいろなことがあってばたばたしていた。日記を書く暇もなかったような感じで、時間が
飛んでいくように速く過ぎていく。いま仕事からまっすぐ帰ってきて、次の約束まで1時間ほど空き時間が
ある。気合い入れて、ここ2週間ほどの日記を駆け足で書いていこうと思う。

まず、6月27日のことから。この日は、今年初めてのフィールド日。金回りの悪い今年はもう半分あきらめ
ていたんだけど、ようやくディレクトルが車を出させてくれた。本当は次の日首都ソフィアでの定期健康診断
のために公式にお休みをもらえる日だったんだけど、フィールドを優先した。朝からの健康診断には、夜行
で向かえばなんとか間に合う。 スレデツカ川の7ヶ所からの標本採集。2,3ヶ所目でシバ・ヴォドゥナ・ズ
ミヤ(灰色水辺の蛇)を発見!これはラッキーだった。まだ良い写真が撮れていないヘビだったからね。

6月28日は、健康診断。ま、病院でふつうに検査項目をこなし、終了。夜に、ぼくと同じ組織に属し、この
夏に日本に帰る同僚たちの送別会があって、レイシ、ヨケ、ソンチェなどぼくらの同期が準備にあたったん
だ。だから、健康診断後もなんだかんだ仕事があった。あと、ここ半年間のいろいろな事務的なお金の精
算も、事務所で行ったり。と、知らない間に送別会の時間。 送別会はぼくが司会だったんだけど、やっぱ
緊張したね。人前で喋るのはあんまり好きじゃない。お陰でろくに料理も食べられなかったし。

6月29日。朝からミショに電話で起こされた。酔ってぐっすり眠っていて、何が何だかさっぱりわからなかっ
たよ。慌てて飛び起き、ホテルを出て、バス駅に。そう、今日は、チュドニテ・モストベっていうロドピ山脈の
山奥にある奇岩を見に行く予定になっていたんだ。 ・・・・この話は長くなるし、今月中に(時間があれば)
別ページで公開しようかなと思っているから、省略〜

6月30日も同様。山小屋に1泊して、この日の夜中(というか次の日の早朝に)ブルガスに戻りました。

7月1日は、、、、なんだっけ? あぁ、眠いから仕事後まっすぐ帰って、眠ったような。たぶん、そんな感じ。
そうそう、(日記をちゃんと付けていなかったから)知らない間に7月になっていて、電話が止められていた。
で、ネットにも繋げなかった。
帰りの買い物帰りにロッセンとロッセンパパに出会った。あ、散歩中のアッドもね。で、ロッセンの田舎に
放しているリクガメが卵を産んだらしい!ロッセンママが土を掘り返していたら、3つ卵が見付かったそうだ。
おもしろい。今度見せてもらおうっと。

7月2日に、電話代を払ってきた。ついでに電気代も。あっ、本屋ヘリコンで新発売されたという両生類・
爬虫類図鑑を買った。ストヤンが「写真は良くない」って言っていたとおり、写真はへぼへぼ。日本だった
ら、まず出版できないようなレベル。だ け ど、ここはブルガリア! このハードカヴァー、オールカラー
の写真図鑑を本屋で初めて手にしたときには、正直驚いた。こんな高品質な図鑑は初めてかも・・・・。
ま、改善の余地(おもに写真)が残っている点、また誰か研究者が新たな図鑑を出す意義があって良かっ
たかもね。

7月3日は、テメヌシュカのところや4階の実験室でけっこうお喋りしたな。その新しい図鑑についてとか、
自分の写真の方が上手く撮れていることについて(笑)とかね。
夜は、ロッセンちで夕食ご馳走になったり、シルビアのところに遊びに行った。ロッセンちに、また新しい
リクガメがいて、びっくり。ヘルマンリクガメの方だった。これで、ロッセンちには、もう4匹!?だな。

7月4日。朝突然フィールドに行くことを知らされた。こういう突然なの、すっごく気に入らない。も〜、ホント
この職場のシステム最悪。もっとフィールドに適した服装してくれば良かったよ。で、またスレデツカ川の
残っていた場所から標本採集。今回はとくに面白い生物にはめぐり会えなかったな。でも、町スレデッツ
で昼食に入ったレストランのケバプチェは、すっごく美味かった!! いや〜、ホントに満足だった。
夜は疲れていたからロッセンのお誘い断って、ベッドで本を読んだ。

今日、夕方。ロッセンから職場に電話。「娘ができた」って。最初、カメの卵と混同して ・・・・孵化するには
やけに早いなぁ〜とか思って・・・・ 次の瞬間、クラシの赤ちゃんが産まれたんだってわかった!
やっぱね〜。みんな「男の子」に賭けていたけれど、ぼくは「女の子」に賭けていたんだもんね。そうか〜
ロッセンとクラシの赤ちゃんが産まれたんだぁ。なんだか、実感がわかない。

さてと、もう病院に赤ちゃんを見に行く時間になった。それでは、また! チャオチャオ



6月21日

 やれやれ、気まぐれ日記を書くかぁ。もう1週間も放っておきっぱはしだ。

 今日は日曜日。もうお昼を過ぎたけれど、外には一歩も出ていない。昨日は土曜日。同じく、外には一歩も出なかった。家の中で
何をしていたかというと・・・・ 仕事です。 何が狂ったのか、頭がおかしくなったのか、仕事を家に持ち帰ってきて、勤勉日本人らしく
土日もせっせと働いています。べつに締め切りがある訳でもないし、誰かに急かされている仕事な訳でもないんだけど。

 火曜日の日本戦。トルコに負ける姿を見ているうちに、W杯に興味が失せていった。その夜、次の朝と、日本敗退のネットニュースを
一通り読んだ。そして、その午後に急に仕事をバリバリやろう!と思い立った。
 ヴェスコと進めている指標生物デジタル画像アルバムの計画は、ぼく1人の空回りだった。5月の国外旅行に行く前にも散々「ブル
語のテキスト、書いた?」って急かし、旅行から帰ってきてからも「もうできた?」って。 旅行ボケで、なかなか仕事モードにならなかっ
たのもあって、しばらくは放っておいた。そして、自分はW杯に夢中になって現実逃避していたんだけどね。 もうヴェスコを待っていて
も無駄だな、と見切りをつけ、自分1人で計画を進めていくことにしたよ。で、壁は、やはりブル語。お気楽なメールのやり取りとかなら
多少の文法の間違いなんか気にならないけれど、いずれは全国の環境監視局に配布を考えている計画だから、適当な間違いだらけ
の文章を書くわけにも行かないし・・・・ で、何もやらないのも、とても嫌なので、まずは英語版を作成することに決めました。

 水曜日、午後一日中取り掛かかった。木曜日は、朝から黙々と作成し続け、仕事後も家に図鑑を持ち帰って、夜遅くまで。金曜日、
すっかりアルバム作りに夢中になってしまっているので、週末のために顕微鏡写真を1日中撮った。そして、夜も家でもちろんコツコツ
と作成。土曜日、休日なのに、起きてすぐにアルバム作りに精を出し、(もちろん途中、息抜きもしたけれど) 結局夜中の3時くらい
まで作業。日曜日、どこか外に行くべきなのかなぁ〜と思うけれど、やっぱり、机でPCに向かってアルバム作り。

 と、動物を探しに行くでもなく、HPの新しいページを作るでもなく、休日らしくダラダラと過ごすでもなく、仕事仕事の5日間。でも、
おもしろいんだな、この作業は。 自分の得意なグループ(カゲロウ目など)だと、結構テキパキ作れるんだけど、苦手なグループ(
ヒル、ダニ、貝、などなど)だと専門用語だらけの英語文章を読むのが大変。だけど、知らなかった新しい知識が身について、楽しい
のだ。



6月15日(土)

 今日は早起きをして、ロッセンとペペリャンカ探しに。捜索開始直後に、ぼくはブルガリアで
初めてリクガメを見つけて、ラッキー。そして、いつもの水辺のヘビ。あと、4,5匹スモックを
見たんだけど全部逃げられた。1匹は穴に潜り込むところ、尻尾捕まえたんだけど、引っぱって
もビクとも出てこない。尻尾切れそうだったから、逃がしてあげた。ペペリャンカは残念ながら
見つからなかった。でも、まぁ、絶対いそうな場所だったな。運がなかった・・・・。

 夜は、コルネリアの家に遊びに行った。旦那さんのジョーロと、そのお友達というおじさんと
4人でお食事。相変わらず、コルネリアの家のサラダは美味しいし、ぼくのためにティクビチキ
を料理してくれていて、すごく嬉しかった。ラキアもたくさん飲んで、けっこう酔っ払った。とっても
楽しかった。



6月14日(金) チュニジアとの日本戦。

 ロッセンが休暇をとったので、朝からロシア−ベルギー戦、日本−チュニジア戦続けてみた。
そして、その後のポルトガル−韓国戦まで。 だって、職場に行っても仕事ないし。小ボス、
ニコロフも、「家でサッカー観ろ!日本戦じゃなくても、観ろ!」って言ってるし。
 ナカタがゴールを入れて、良かったな。日本はすごく良い感じの勢いに乗ってきたね。この
まま快挙が続くような気がするよ。

 夕方に職場に戻ると、3階のトドルの誕生会が盛大に行われていた。だから、職場に戻って
からも、お酒飲んでお喋り。みんな、日本おめでとう〜!!って。

 帰りには、コルネリアと買い物に。ブルガリア産のバラ香水を売っているところに案内して
もらった。そこには、全国各地からいろいろな物を売るお店が集まってきていて、香水購入後
うろうろまわっていたら、すっごいお洒落な半袖シャツ発見。コルネリアもすごく良いって言って
くれたので、ちょこっと高かったけれど購入しちゃった。最後の1枚だった。サイズがぴったり
で良かったよ。ひさびさのお洋服購入だった。



6月13日(木)

 今日も、昨日と同じく、豚肉インスタントラーメン作ってみた。今日はさらに、スープに「だしの
素」とか「味の素」とか、いろいろ入れてみた。また、美味かったね。いける。



6月12日(水)

 韓国製なのかな?インスタントラーメンが売っているんだけど、“チョイス”っていう名前の。
たまに食うんだけど、大して美味しくないんだよね。でも、今日、ニンニクの芽巻きを作った
ときに余っていた豚肉を切り落として入れて、乾燥ワカメや乾燥シイタケ、そして最後に焼き
海苔とバターを落としたら、これがなかなか美味い! いい感じ。

 今日はなんだかとーっても眠かったので、帰ってきてそのラーメン食って、眠った。夕方8時
くらいから次の日の出勤時間ぎりぎりまで、12時間も眠ったよ。あー、よく寝た。



6月11日(火)

 遅ればせながら、ロッセンちでロシア戦に日本勝利のお祝い。ブラゴエフグラッド出発前に
あげられなかったニンニク芽巻きを、仕事後に急いで解凍して、焼き場で焼いて持っていった。

 ロッセンちに行くと、ロッセンがまたカメを入手していた。ツィガンニにもらったらしい。そして、
見せてもらうと、なんとヘルマンリクガメ!! これまで20、30個体ものリクガメを見てきたけれど、
みーんなギリシアリクガメだった。うれしい! ちょうどWeb図鑑を作成中のところだし、なんて
グッドタイミングなんだろう。ロッセンは飼うらしいから、そのうち撮影させてもらおっと。



6月9日(日)

 今日も野球。ホントにダメだった。打てない。守りは、後半にちょっとイイ感じの動きをできた
ものの、攻撃がだめだめ。もう恥ずかしいから、自分の打順は要らない!って感じた。

 試合が終わり、みんなボーッとバックネット裏に。 えっ?えっ?みんなここにずっといるの??
我慢できず、サッカー好きそうなKさんを誘って、どこかテレビのあるところに行くことに。ぼくら
が動き出すと、他にも何人かぞろぞろと・・・・ みんな行きたかったんじゃんか!
 タクシー捕まえて、でかいテレビとビールのあるところに向かってもらう。ちょうど後半の開始
から観ることができた。ニッポン頑張れ!ニッポン頑張れ!

 同僚ら日本人みんなで超盛り上がり。隣で観ていたブルガリアのおじさんら。中のひとりが
「あんたら、どこの出身?」って、、、、 おーい、おっさん。いっしょにサッカー観てるだろ!?
こんなにうるさく騒いでるだろ!?どう見ても、ぼくらロシア人じゃないだろ!?
 いや、勝ちましたね。すごかったですね。興奮でしたね。いやいや、おんもしろかった〜。

 その後は、ソフィアで打ち上げ(W杯日本戦じゃなくて、野球のね)。そして、途中で抜けて
夜行でブルガスに帰りました。
 飲み会は・・・・ いまいち。やっぱり活躍できなかったからなのか、どうなのかわからない
けれどはしゃげなかったし、ろくな会話できなかった。つまらなかったな



6月8日(土) ブラゴエフグラッド

 初めて来た町。まぁ想像していた感じの町だな。さっそく同僚らのいる所へ行き、荷物を置き、
試合に。 ・・・・で、今回の野球は、ぜんぜん活躍できなかった。もともと野球は好きじゃない
けれど、去年はもっとできたような。はぁ〜。もう、いや。

 試合後は仲間らとビールを飲みに行った。適当に話をして、夜飯も球場近くのレストランで。
ぼくは夜に目的があったから、お酒も大して飲まずに、大人しく過ごした。

 帰りに、ひとりだけタクシーに乗らず、歩いて帰った。昼間にもっと地形を把握しておくんだった。
いまいち地理が分かっていないので、あんまり効率良くまわれず、結局狙っていた動物は見つ
からなかった。だけど、コンクリートで固められた人工池で、カエルがたくさん鳴いていた。池の
岸条件がとても良く、今まで撮影出来ていなかった鳴いているシーンを、この一晩で3種類分
いっきに撮影できた。超ラッキー。



6月7日(金)

 職場でまじまじと鏡を見た。後ろや横の髪がもうかなり長くなっていて、くせ毛だから、ピョンって
はねている。放っておいたのだけれど、せっかくお出掛けするんだし、と仕事後に床屋へ行って、
さっぱり切った。妙に妖しい床屋のおばちゃんだったけれど、腕はなかなかみたい。ちょっと“おぼっ
ちゃま”みたいだけど、まぁいいや。

 帰って、大忙し。ロッセンにニンニク芽巻きをあげようと思って巻いて巻いて、家の家族たちにも
エサをあげて、持っていくカメラの準備もして、シャワーも浴びて、着替えだのなんだのもザックに
詰めて・・・・ 結局、時間ぎりぎりになってしまい、ロッセンの所には寄れずじまい。タクシーを拾っ
て駅に大急ぎ。列車に飛び乗ったら、5秒もしないうちに動き出した。超ギリギリ!

 6人掛け寝台の部屋は、ぼくひとり。乗り遅れると思って心臓ドキドキだったけれど、すぐにくつ
ろぎモードでTON聴いて、読書に耽りました。そして、読書に疲れたら、眠った。



6月6日(木)

 今日は、今更ながらだけど、旅行の写真を3階の同僚の人らに見せた。4階のコルネリアなんか
には既に見せたんだけど、3階の人には誰ひとり見せていなかったからね。昨日、祝宴の時に
ある人に催促されたので、今日さっそく。 4,5人のところをまわって、1時間以上は潰れたと思う。
ま、良いんだけどね、仕事ないし。 あぁ仕事、フィールドワークに出たいよー。

 夜は、まだニンニクの芽も豚肉も残っているので、またもや串焼き。美味い! 今日は、昨日の
教訓から、ちゃんとビールも買ってきたし。いやいや満腹、満足。



6月5日(水) 環境の日

 今日は、ぼくらの職場の祝日。お昼過ぎ、2時頃から同僚全員で集まって、ささやかな祝宴。
そして、去年同様、3時過ぎには仕事切り上げです。

 だけど、なんだか気持ちが沈んでいた1日。なーんにもやる気がでない。HP作りも、お出掛けも、
インターネットも。
 まだ明るい時間なのに、ベッドでゴロゴロしてしまいました。そして、暗くなってきてからは、読み
かけだった本を手にとり、黙々と読書。かなーり長い時間読書した後には、急に思い立って、料理
を開始。ニンニクの芽巻きを大量に作り、テラスの焼き場でジュージュー(煙モクモク)焼き、ばくばく
食いました。それにしても、ビールを切らしていたのが残念。そして、串焼きにパンは合わん!!



6月4日(火) W杯日本初戦

 1日休んでしまおうかとも思ったけれど、試合は2時間もないんだし・・・・と思い、真面目に出勤。
11時半になったら、職場を出ました。家のテレビは2重放送(画像が2重。サッカー選手総勢44人の
大混乱試合です。ボールも2個だし、たまに白黒画面に切り替わる)なので、ロッセンちに行っての
観戦。あいにくロッセンは出張中だったので、もう産休しているクラシとロッセンパパ、そしてロッセン
パパのお友達(近所のおじさん?)と4人で観ました。いや、いや、いや、大興奮の90分。すごかった
ですね〜、日本。生まれて初めて90分間のサッカーを観ました。が、楽しいものです。日本のピンチ
にはハラハラドキドキさせられるし、日本のゴールには吠えてしまうし。それにしても、仕事中に、
ビールとおつまみで試合観戦とは、なんともいいご身分だことで・・・・。
 最後のゴール取り消し判定に、納得が行かない近所のおじさん。最初は「日本なんてさ、サッカー
はじめたの何時から?」「ヨーロッパには歴史があるからね〜」とかって、アジアチームにあからさまに
批判的な態度だったおじさん。でも、試合を観ているうちに「日本はやるじゃないか」、後半のリードに
「すごいじゃないか!」と思い直してくれて、最後の判定取り消しゴールには大文句!! 日本人の
ぼくはこんなに冷静になっているのに、おじさんすっごい荒れ模様。「なんだ、あの判定はー!」「あれ
はファウルじゃない」とか、ぜんぜん静まらない。 と、まぁ、試合が進むにつれて、おじさんと日本の
応援で意気投合できた楽しい一時でもありました。おじさん、ありがと。面白かったよ。

 夜は、またロッセンちでロッセンとビール飲みながら、サッカー談議で盛り上がりました。とさ。



6月3日(月)

 今日は、週明けということもあり、働いた働いた。久しぶりに働いた。
長期の国外旅行前に、熱中して作っていた水生昆虫アルバム。それの新しいページを増やした。
もう、9割方のグループは写真が揃った。ブルガリア語のテキストはヴェスコが書く書くと言っている
まま、、、、。ホントに進んでいるのかは疑問。

 小ボス ニコロフに明日の日本戦のことを言ってみたら、当然のように「観ろ!」とのこと。
ヴェスコも同じ回答。他の同僚らも「日本戦を観なきゃダメでしょ!!」。 ということで、明日は
試合観戦します。



6月2日(日)

 カザンルックの薔薇祭に気が向いたら行こうと、思っていたんだけど、朝起きられなかった。
やっぱ、こんな気合いの入れ方じゃダメだね。生物目当ての時は、それはもうスッゴイ気合いの
入りようなのに、、、、観光的なイベントになると、ぜんぜんダメ。カザンルックに何か超珍しい
爬虫類でもいてくれたら、絶対に行けたのになぁ。

 Kの影響で、W杯に興味が出てきた。ネットでW杯出場チーム、全部の評価やグループの予想
などなどを読み漁った。けっこう面白い。どこが優勝するんだろう? ロッセンは、ブラジルとアル
ゼンチンを予想。ぼくは、義理で日本チーム。でも、意外にイケそうなのが、ウルグアイ、韓国と
中国。などと、なぜかマイナーなチームを期待してしまうのは、マイナー趣向なぼくだから。トルコ
もなんかカッコイイな。

 霜取り作業で、解凍された大量の魚をさばいた。そして、魚スープを作ってみた。これがまた、
美味くできない!難しいなぁ、料理って。なんか美味しくないぞ。調味料いろいろ入れればいい
ってもんじゃないらしいね。

 夜はロッセンちで、軽くビールを飲んだ。髪を切って短髪になったミロも来て、なかなか楽しかっ
た。 捨てるというニンニクの芽の部分をもらってきちゃった。豚肉で巻いて、串焼きにするんだ。
美味いんだなぁ、これが。



6月1日(土)

 冷凍庫(正確には、冷蔵庫の冷凍部分)の半分以上を占めている霜を、いよいよ取ることにした。
昨日の夜から冷蔵庫は開けっ放し。なかなか溶けないものだ。
今日は、その霜取り以外にも水槽の掃除や、HPの新作準備など、1日中家にこもっていた。

 夜、ザリガニが脱皮した。これで飼育し始めてから3回目。今回、初めて脱皮の瞬間を見られた。
しっかし、デカくなった。巨大な鋏がカッコイイ!



5月31日(金) 天気悪い。今にも雨降りそう。

 いよいよ日本ではW杯開幕。でも、ブルガリア(のぼくの周り)ではあんまり騒がれていない。
終業時間間際に日本のKから電話が来て「フランスが負けちゃったよ〜」って。普段サッカー
なんて興味なさそうなのに、今は大興奮しているから、なんかとっても笑えた。

 ロッセンのところに飲みに行く話にしていたけれど、断っちゃった。そして家で、新しいページを
かなーり久々に更新した。なかなか楽しげなページにできたつもり。この調子で週末にも、もう
1ページ更新したいなぁ。



5月30日(木) 曇り。雨降りそう・・

 この日は、何したっけな〜。
仕事相変わらず。フィールドはいっこうに始まる気配なし。みんなダラけ〜。ぼくも・・・・。
最近、ラドスティンに昼食に誘われる。今週2回くらいいっしょに食べてる。ラドとは、動物の話が
尽きないから、おもしろい。

 最近、自分痩せた? それとも、ジーンズとベルトが伸びただけ? ベルト一番きつい穴使って
いるのに、やけにズボンがぶかぶか。家でベルト外しても、ジーンズの裾をやけに引きずるように
なってしまった。うーん、おかしい。 元もと腰骨でズボンをはいているんだから、骨はそんな簡単
に痩せないと思うんだけど・・・・ なぞ。

 鼻のアレルギーは、やっぱりダメ。以前よりは軽くなったことは確かだけど、まだ不快感。



5月29日(水)

 自分のHPはそっちのけで、ブル産両生・爬虫類Web図鑑なるものの制作に取り掛かることに
した。昨日おとといあたりに急に思いつき、黙々と準備中。こうやって今までの写真を整理して
みると、1年前はろくな写真撮れていなかったんだなぁーと感じる。

 お昼過ぎから天気が崩れ始める。4時頃にはどしゃ降り。珍しい。
仕事の終わり、5時半近くになると、ピタリと雨は止んだ。ブルガリアの雨は、まるでうちの職場
みたいだなぁ〜と笑えた。どんなに忙しくても5時半にはピッタリ終わる。残業なんて存在しない。

 夜に、ある料理に挑戦。とは言ってもちゃんとした名前はない。おとといから考えていただけ。
冷蔵庫におとといの残りの串に刺さった鶏肉2本。そして、キュウリ。
 生まれて初めて、キュウリを炒めてみた。まるで本格中華料理。中華の醍醐味『強火で勝負!』
なんてこと、うちの電気コンロではできないので、油を多めにしてほとんど揚げたような感じ。
いやぁ〜美味かった〜〜。大成功。味付けは、目についた調味料を片っ端から混ぜた、特製
ソース。ビールにあうし。ぷは〜、今日も満足満足。



5月28日(火)

 今日は、いま自分のもっとも興味の惹かれている両生類・爬虫類を整理してみた。
ブル産の全種類をリストアップしてたり、カエルの検索表を訳してみたり、、、、そんな
ことで1日が終わってしまい、旅行から帰ってきてから、思いっ切りダラけています。
仕事後にはストヤンのところに行き、カエル・トカゲ・ヘビの写真をた〜くさん見せた。
ストヤンはぼくの写真をとても評価してくれて、すごくうれしかったな。普通の人が「良い
写真だね」って言ってくれるのと、両生類爬虫類に精通しているストヤンが同じ言葉
言ってくれるのとでは、かなり重みが違うからね。

 夜は、ロッセンちに子ガメをもらいに行き、ついでに遅くまで飲んでいた。というか、
夕食をご馳走になってきちゃった。美味しかった。満腹、満足。

 ギリシアではひどくなって苦しんだ鼻のアレルギー。最近、なんだか調子が良くなっ
たぞ。1日、ほとんど薬を使わずに過ごせる。快適。



5月27日(月)

 今日は〜、、、、何してたっけ。4階のコルネリア達に旅行の写真見せたり〜、あとは、
うーんと、そうそう、職場でこっそり自分のHPをいじっていたんだ。そんな感じかな。
上(ソフィア)から河川調査の計画書みたいなものが到着しないため、今年はまだ1度も
フィールドに出られない状態。だから、みんな仕事なくて暇そう。

 仕事後にはヴェスコとビールを1杯引っ掛けて、家に帰ってまたHPの新ページ制作に
取り掛かっていました。
 あっ、焼き鳥を作ってみたんだ。って言っても、串に刺さった鶏肉買ってきたから、タレ
を調合してみて、ペチカで焼いてみた。とーっても美味しかったね。昔バイトしていたお店
にはまったく及ばないけれど、コンビニで売ってるお惣菜焼き鳥くらいは美味しかった。
今度自分でねぎまをうって、食べたいな。



5月26日(日) ピクニック?

 昨日、ロッセンらに誘われたので、ピクニックにくっついていくことにした。だ、だけど、、、、
だーれもいない野原にシート敷いてみんなで過ごすのかと思いきや、なんかお祭り騒ぎの
ある人、人、人だらけの場所だった。なんかフォルクローレン・フェスティバルみたいなモノ
が開催されていたみたい。密かに動物を期待していたぼくは、見事に期待を裏切られ、超
がっかり。山ほど自然に囲まれているブルガリアで、森の中で、わざわざこんなに人集りに
来なくてもいいのに〜と思った。 途中、抜け出して、1時間ほど誰もいない静かな森の中
を散策に行くものの、曇っていたからかあんまり爬虫類には会えなかった。蚊が襲ってくる
し。 たいして面白くもないまま、帰ってきました。 みんなで作ったサラダが美味しかった
くらいだなぁ。

 帰ってきて、なんだか意味もなく疲れていたので、眠った。眠った。眠った ・・・・そのまま
14時間くらい眠り続けてしまった。いろーんな夢を見た。 でも、さすがに寝疲れた。あと
2,3時間早く起きれば良かった。



5月25日(土)

 この日も、お家。今日は溜まりに溜まっているお洗濯物を一気に洗濯。天気がよかったから、
1日で全部乾いた。家の動物達にもエサをあげたり、ネットでニュースを読んだり。

 夜はロッセンちに行って、イスタンブールとギリシアの写真を見せた。



5月24日(金)

 今日は文字の日。お休みです。連休の初日。でも、どこにも行く気しない。2週間の旅行の
お陰で、しばらくはお家でゴロゴロしたい気分。
 ということで、この日はほとんどなーんにもしませんでした。夕方に買い物に行って、食材
買い込んで、ビール飲みながらムシャムシャ食べた。

 新しいページは、作りたいけれど構想がイマイチ固まらない。ふー 



→過去1年分の日記

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