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 夏といえばっ!     ・・・・なんですか?

 ぼくの連想する夏は、「プール、花火大会、カブトムシ、クワガタ、蚊取り線香、浴衣、うちわ、風鈴、かき氷、スイカ割り、ビーチサンダル、焼きトウモロコシ、金魚すくい、線香花火、麦わら帽子、虫とり網と虫かご、夏休みの友」
こーんな感じかな、日本の夏のイメージ。


 

 

 ブルガリアの夏 :

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 海なし県育ちのぼくの中では夏とあんまり結びついていないんだけど、やっぱり『夏といえば海!!』なのですね。

 ブルガス周辺には、きれいなビーチがたくさんある。黒海沿岸(南方)最大のリゾート「サニー・ビーチ」をはじめ、ソゾポル、キテン、プリモルスコ、ポモーリエ等々、いくらでもきれいな浜辺がある。それに世界遺産のひとつになっている観光名所ネセバルもあるので、夏の間、ブルガスはとても活気づく。

 ブルガスの人々ももちろん近郊ビーチに繰りだすが、首都ソフィアからの人々、またはドイツやポーランド、イタリアなど外国からの観光客がとても多い。

 有名どころのサニー・ビーチなどはわからないが、もっと小さめの町のマイナーな浜辺に行けば、真夏のピーク時でも写真程度の混みぐあい。のーんびり、ゆったりと海水浴ができる。

 噂に聞いていた「トップレス云々・・・・」については、まぁ確かにそういう女性はいる。若い女性からかなり歳いっているおばちゃんまで、あちこちでトップレスは見かける(注 : トップレスになっていない女性の方がたくさんいる)。 日本の常識で考えるとかなり驚きなのだが、こっちの海ではこれが普通。最初はぼくもビックリだったけど、みんながみんな普通にそういう状態でいるから、とても自然なことに感じてくる。

 

 

 この夏は本当〜〜によく海に行きました。ぼくの人生で一番多く海に行った夏だったなぁ。それも、“泳ぎ”に海によく行った。 これまで日本での夏は、たいてい磯場に“生物を採り”に行っていたから・・・・
 夏休み中はもちろん、休み前にも、職場に電話が掛かってきて、「今日、これからバレーやるから、仕事終わったらまっすぐ海に来な!」って友達らからお誘いがきた。 ビーチバレーはいい。やっていれば楽しいし、退屈しない。 だけど、砂浜でボーッとしているのはとても辛い。みんな座ったり寝ころんで日光浴しているけれど、楽しいの? うーん、、、、  海水浴場での上手な過ごし方がわからん。 カニとかいる磯辺の方が絶対たのしいぞ。

 


 

 「ヒマワリの種好き」ブルガリア人の国だけあって、ヒマワリ畑はよく目にする。花の最盛期には、広大な畑一面が濃い黄色一色で染まって壮観。

 ヒマワリは、日本で小学校の畑にたまに植えてあるような草丈2m越えそうな品種じゃなくて、草丈1mに達するかどうかくらいの背の低い小さなヒマワリが主流のようだ。 (っていうか、ヒマワリ畑で栽培する種にはこの小さいヒマワリを使うのが普通なのか?日本でも北海道とかのヒマワリ畑ってどうなんだろう。 自分の住んでいた土地にはヒマワリ畑がなかったからわからないや)

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Elenovrogachi.jpg (10001 バイト)  やっぱり(ぼく的には)『夏といえばカブトムシ!』でしょう。

 ブルガリアにも、カブトムシとクワガタムシはいる。でも、どちらも1種類ずつしかいない(・・・・たぶん)。 カブトムシは日本のように立派な角をもった大きなムシじゃなくて、日本産のものを2まわりほど小さくして、つまようじの先1cmばかりの角を頭にくっつけたようなムシ。あまり人気はないようだ。
 クワガタは、なかなか人気がある。日本のノコギリクワガタのように、こっちのクワガタもあごの大きさには変異がある。頭部とあごがとても大きな個体(→針鼠ページ参照)もいれば、写真のクワガタのように体に比べて頭部とあごがかなり小さいタイプもいる。

 

 この夏には、甲虫を一生懸命集めた (べつに夏休みの宿題じゃないよ)。 カブトムシ、クワガタはもちろん、カミキリムシやコガネムシ、タマムシなどなど。友達や同僚も、ぼくが狂ったように集めている姿に心を打たれて(なのか?!)とても協力してくれた。ムシなんて怖くて触れない同僚(女)も、ある朝、デカくて超きれいなマイマイカブリの仲間を捕まえて持ってきてくれた。巨大なクワガタを求めて、友人とオブゾルの森でキャンプ生活もした。おかげで、甲虫面ではかなり充実しまくりの夏だったなぁ。

 

余談
 ぼくの家には扇風機がない。もちろんエアコンなんかもあるわけがなく、暑い。でも7階だからか、窓を開けておくと気持ちの良い風が入ってきて涼しいんだ。本当に気持ち良い。快適。でもね、ぼくの家には網戸もない。だから、開けておくと虫が入ってくる。当然、蚊も。
 こっちの蚊は、日本で普通に見るヤツらより、1まわり大きい(気がする)。 夜のあいだ、刺されて嫌だ。 ブルガリアにも「蚊取りマット」みたいなモノは売っている。でも、ぼくは日本にいたときから、そういう毒物を使うのは嫌いなんだ。だから、毎晩毎晩、蚊の襲撃に我慢していたよ。

 7月の頭に、上に書いたようにオブゾルの森で3泊した。テント生活。夕方になると、森じゅうの蚊が襲ってきた。虫除けスプレーなんてまったく効かない。すごかった。食事の準備中、食事中、寝てる間、10秒とジッとしていられない感じだった (テント、ブルガリアの軍用のもので、屋根だけなんだ。下は土。だから、屋根と地面の隙間から、蚊が入ってくるんだよね)。 結局、(大袈裟じゃなく)1晩に50〜100ヶ所は刺されたと思う。

 テント生活から帰ってきたら、網戸はすっかり必要なくなっていたよ。 もう、2,3匹の蚊が部屋にいたって、ぜんぜん気にならない。ぐっすり眠れる。

 


 

気候

 東京に何年か住んでいたから、東京の蒸し暑い夏を思い出す。コンクリートで固められた街に、メラメラと太陽が容赦なく照りつけて、風はほとんどなく、あってもしっとり湿った生ぬるい風で、歩いているとアスファルトからもわもわ〜と熱い空気が、、、、うわっ、書いているだけでコンビニに飛び込みたくなる。

    
 ブルガスもそれなりに暑いです。でも、湿度が違うんだな。空気がカラッとしている。そして、そのカラッとした気持ちよい風が適度に吹いているから、ちょっと小陰に入るだけでとても涼しい。 建物の中も風通しの良い窓さえあれば、問題ない。快適です。

 そんな過ごしやすいブルガスにも、1ヶ所だけ東京並みに蒸し暑い場所がある。バスの中です。
 いったい誰がこんなバスを設計するんだ!っていうくらい、見事に窓が開けられない構造になっています。ほとんど「走るビニールハウス」状態。そこに、みんなの汗や息で湿度も充分加わり、熱気ムンムン。それはも〜う、すごい蒸し暑さ!

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(いちおう註釈 : 相当な長距離を走るバスでもない限り、バス内にエアコンなど普通ありません)

 


 

DinyaProdavachi.jpg (15078 バイト)  夏といえば、スイカもありますね。

 八百屋でもスイカは売っているけれど、やはり目に付くのは路上のスイカ売り。 スイカを山のように積み上げて、夏中そこで売りまくります。それにしても、半端じゃなくすごい量。 で、驚くのは、なんといっても夜間。スイカ売りのおじさんは、路上でスイカ達と添い寝するんです! というのも、気温によってとても敏感に変質しやすいスイカ特有の品質管理のため・・・・ うそ。 泥棒が持っていかないように、見張っているだけ。いやぁー、それにしてもたいへんな商売だ。ホントに。

 毎日、通勤がてらに見ているけれど、本当にあのスイカの山、売りさばけるのかぁ?いっこうに減っていない気がする。

 

 次は、気になるスイカの食い方です。

 日本では、夏ならビーチでスイカ割り。で、塩でもふって食うのでしょう。

 ブルガリアでは、スイカ割りなんてもちろんしないし、塩もかけません。
 ブルガリア流の食い方は、マスティカ注射食いです。マスティカとは、ブルガリアでメジャーなアニス酒の1種。度数はおそらく30〜40度程度。とても癖の強い香りをもち、好き嫌いがハッキリ分かれそうなお酒 (もちろんぼくは大好き)。これを注射器で、あちこちまんべんなく注入します。すると、あーら不思議、とっても美味しいスイカに変身。ってな感じで、食います。 たまに注入し過ぎると、そこには既にスイカはなく、単に赤いマスティカの塊になってしまうので注意しましょう。

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この食い方は、ぼくの仲間うち(酒飲みブルガリア人たち)でやっているだけです。ブルガリアでは、そのままスイカを切って、そのまま食すのがふつうです。誤解しませんよーに

 


 と、ぼくのブルガリアの夏はこんな感じでした。 おしまい

 

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[2001.9.2 作成]
[2001.9.4 漢字間違い直し]
[2001.9.28 文章一部追記]

 

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