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ブルガリアで最も知られている観光名所はどこだろうか? ほとんどの人はこう答えるだろう。 『Рилски Манастир (リルスキ・マナスティル:リラの僧院) だよ。』 リラの僧院とは、どんな僧院なのか?
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【出発〜到着】 |
12月29日。真冬のブルガリア。 ブルガリアに来て1年以上も経っていたが、この日、初めてリラの僧院に行くことにした。 この年末に、日本から遥々ぼくのいるブルガリアまで遊びに来てくれた人がいた。彼女が、ぜひ有名 ブルガリア在住の日本人同僚らに聞くと、タクシーを1日借り切れば楽に行けるよ、とのこと。運転手 ぼくは、なにか、そういう旅はしたくないなと思った。現地の人が利用する交通手段で行き、せっかく
バスはよほど良いタイヤを履いているのか、それとも運転手がよほど腕に自信があるのか
:-) 、
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【外観】 |
しかし、ひとたび外壁の門をくぐると、そのイメージは大きく変わる。
僧院の内側は広々とした空間と降りそそぐ陽の光から、とても開放的で明るい印象を受ける。 外界を遮断するように、四方を取り囲んでいる4階建ての外壁には、僧たちが寝泊まりできる
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【まじめな歴史その1】 |
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【まじめな歴史その2】 |
リラの僧院が現在の姿になったのは、1300年代のことだそうだ。 当時、第二次ブルガリア帝国の保護・支援を受けた僧院は、宗教的な面としてはもちろんのこと、 建築文化としても、芸術文化としても、盛況を極めた。
14世紀の末、僧院の最盛期は終焉をむかえる。 しかし、このオスマン・トルコの支配時代における、リラの僧院の立場がなかなか興味深い。 このため、500年間にもわたる他国家・他宗教の支配にさらされたにも関わらず、ブルガリア
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【帰り : ソフィアまでの道】 |
僧がフレリョの塔で打ち鳴らす鐘が、静まりかえった雰囲気の中に響き渡る。真冬だからか、 一大観光地のはずなのにほとんど他の観光客は見られなく、僧院内を落ち着いて見物できて よかった。帰りのバスがあるという夕方の5時まで、教会の内部から外壁の最上階まで僧院 内をあちこち歩き回り、僧院の裏手にあるレストランでのんびり食事も楽しみ、リラの僧院観光 を充分に堪能できた。 帰りのバスは、恐ろしく寒かった。
暖房は調節がまったくできず、すごい勢いで部屋を暖め続けてくれる。そして、個室の窓とドア ブルガリア最大の観光名所と言われている「リラの僧院」を見られたことはもちろん、それ以外 <おしまい>
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【教訓と註釈と注意】 |
・ブルガリアの冬季旅行では、日の高いうちに移動しましょう。暗くなると寒さに凍えます。 ・※印の写真1,2,3および地図1は、「け。」さんの撮影・制作によるものです。 ・行き帰りのバスがいつも上述した時刻にあるのかどうかは、わかりません。 |
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[2002.3.24 作成]
[2002.3.25 レイアウト修正]
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