5月2日。
いっこうにはかどらないブルガリア語の文献読みに疲れ、いつものように手を伸ばして、雑誌を1冊とった。適当にぺらぺらとページをめくって、写真を眺めていた。雑誌の中程に見開きページが2,3ページとじ込んである。開いて見ると、表にも裏にも、両面に渡って100点近くの写真が並べられていた。鳥、哺乳類、風景などで、ほとんど占められているその写真群に目を奪われた。
鳥写真にしろ、風景写真にしろ、その構図の良さ。風景においては、構図に加えて色合いの美しさ。オオカミなど哺乳類写真の迫力。また、小さなもの(落ち葉、鳥の羽根、足跡など)を撮る表現力、、、、と、この写真家のセンスの素晴らしさに惹かれた。
この見開きページの写真、すべての作品にタイトルと撮影時間が書かれているのだが、「--時--分」と分単位まで細かく書かれているので、異様に思った。通常、雑誌に載せるとき、そこまで細かく記載する必要はないからだ。
不思議に思いながら、この写真群の記事を読んでみる。
、、、、、、、、、恐ろしく衝撃的だった |