導入部
3,4年前、大きなニュースになったパソコンのデザインをめぐる 「i MacとSOTEC e-one」事件も、『バッタもの』騒動だった。
カレーパッケージ写真2点 : け。さん提供
バッタもの!?
では、ブルガリアに『メンテ』は存在するのか!?
この問題は、先にも述べたように『メンテ』かどうかの判断がとても難しいので、ぼくには何とも言えない。 これから、ブルガリアの街で見つけたいくつかの物を紹介していきたい。
『メンテ』!? ・・・・それは、みなさん自身で判断してくださいね。
左写真は、レストランのメニュー。
ファーストフードでは世界的に有名なマクドナルドのブルガリア語版メニューなどと、間違えないように注意してほしい。これは、スリーヴェンという大きな町の中心地にあるファミリーレストラン「マキ」のメニュー。ちゃんと、ブルガリア語ででかでかと「Маки(マキ)」って書いてあるし・・・・。
街のど真ん中にあるだけあって、人気のあるお店のようだった。たくさんのお客でにぎわっていた。
右の写真は、トースター。 上から薄切りのパンを穴に入れて焼くタイプのトースター。 ブルガリアでは、ごく一般的な普通の型だ。
ぼくが気になったのは、このトースターのメーカー。 FUTACHI JAPAN 日本人のぼくでも一度も耳にしたことのないメーカー、フタチ。インターネットの検索エンジンで有名な7,8サイトを利用して調べてみた。日本語のサイトは1件もヒットせず、いくつか見つかったのはロシア語のサイトばかり。家電製品屋のサイトで、「日本 フタチ」社の製品を紹介していた。
・・・・どうやら「日本 フタチ」社は、日本語の自社ホームページを持っていないようだ。
・・・・大阪にこんな会社があるのは知らなかった。
サーベルの刃みたいなトレードマークの真ん中に、ちょこっと棘が1つ飛び出している。このオリジナリティー溢れるデザインが良い :-) 。
ブルガリア(に限らず、その他諸々の国)と日本とでは、人々の考え方が異なっていると感じる。
日本では、『バッタもの』は消費者が間違える(騙される)から明らかに『バッタもの』製造元が悪者だ! 一方、ブルガリアなどの国では、『バッタもの』製造は単にひとつの商法であって、間違える(騙される) 消費者の注意不足がイケナイのだ!という考え方が根本的にあるよう思う。
「バッタ」 おしまい
.........トップページに戻る.........
[2002.1.24 作成]