ぼくの家は、巨大な団地内の端っこの方にあるんだ。だから、自分のブロックから10分も歩けば、広々とした畑に出られる。 |
3月17日 ポカポカ日和 |
この畑地帯に、ほんとに小さな「小川」が流れていることを、この土曜日、初めて知ったよ。
天気の良い日、真っ昼間には半袖でもいいんじゃないか?って思うくらい、暖かかった。
これだけ暖かいから、小川には絶対にカエルがいると思ったね。
小川に沿って歩いてみた。
『やっぱりね!』
ポチャンッ ポチャンッって、カエルが水に飛び込む音と、その波紋が見える。だけど、久しぶりで
勘が鈍っているのか、なかなか姿を見つけられなかった。
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ようやく見つけた! 記念すべき、ぼくのブルガリア第1号カエル。 うーん、かわいらしいポーズ
ヨーロッパトノサマガエル! ん、背中、やけになめらかだし、模様ないなぁ〜 もしかして、ヨーロッパアカガエル?
などと初め思った。でも、どうやらワライガエル(Rana
ridibunda )だと思われます。写真の個体は、背中には泥をかぶっているから、そう見えただけ ・・・・たぶん。
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川沿いの草むらを、静か〜にゆっくり歩く。 たいていこっちが気づく前に、ポチャンッって水中に逃げられてしまう。それでも、根気よく続けていきます。自分の歩いていく足元前方を注意深く見ていくと・・・・
(右の写真、真ん中に何か見えますよね? ハイ、そこをクリック!) |
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小川は、川幅1mあるかないかくらい、深さは見た目20cmってとこかな。 自分の歩いている足元はもちろんだけど、反対岸も注意深く見てみよう。すると・・・・
(左写真、反対岸に、、、、 なんだ!?) |
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ブルガリアで初めてカエルを見られた記念すべき日だった。とてもうれしかった。
結局、この日、ワライガエルの成体を数十匹見られた。
が、残念ながら、ほかの種のカエル、卵、オタマジャクシ、などは発見できなかった。
近縁のヨーロッパアカガエルは、まだ寒い、池の氷が溶け始める時期に、繁殖活動を開始するという。
ワライガエルも、もうすでに産卵を終えていたのかもしれない。
もっと早くにこの小川の存在を知っていれば・・・・ 来年は、もっと早い時期から観察するぞ。
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1匹小さいカエルを捕まえて、帰ってきた。台所に出没するゴキブリを退治してくれないかなぁ、と思って。 家にある一番大きな容器に入れても、そのジャンプ力で飛び出してしまう。蓋に使えそうなちょうどいいモノも見つからない。台所中を跳ね回って、体中ほこりまみれになってしまう。
結局1晩飼って、次の日、いたところに返すことにした。ゴキブリ退治には、あまり跳ねなく、乾燥に強いヒキガエルを探そうと思う。 |
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次の日、日曜日。カエルを返しに、再び畑に行った、、、、
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