飲み物


 

 ブルガリアで、もっとも一般的な飲み物はコーヒーかな。

 日本と同じで、喫茶店に入って話をするときなど、「じゃぁコーヒー1杯」という注文はごく普通。ただこの時、日本と大きく異なるところがあるから注意! ウェイトレスが持ってくるのは、写真のように小さい容器に半分くらいの量しか入っていないコーヒー。そう、ブルガリアで「普通のコーヒー」は「エスプレッソコーヒー」を指します。

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         半分飲んだ訳ではないよ
         これが「普通のコーヒー」

Kafe+Cok.jpg (17780 バイト)  ブルガリア人がよくする注文に「エスプレッソ+何かのジュース」がある。コカコーラやファンタなどと一緒にコーヒーを飲む。この飲み方には、ぼくはあんまり馴染めない。

 ろくにメニューも読めなかったブルガリアに来たばかりの頃。濃いエスプレッソコーヒーを避けたいときには、量の多そうなコーヒーを注文していた。ブルガリアの喫茶店メニューには、たいてい「飲み物名」「価格」のほかに「分量」がしっかり明記されている。

 

 ブルガリア人はあまり紅茶を飲まないようだ。その代わりハーブティーをよく飲む。紅茶のティーバッグは品揃えのよい大きなお店に行かないと見つけられないけれど、写真のようなハーブティーのティーバッグは近所の小さなお店でたくさん売られている。

 春から秋にかけての暖かい時期、原っぱ・森・山などでさまざまな種類の香草・薬草を摘んでいる人をよく目にする。聞いてみると、『お茶にして飲む』とのこと。ハーブティーは、市販のティーバッグを利用する人も多いけれど、いろいろなハーブを摘んで自家製ハーブティーを飲んでいる人もたくさんいる。

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Boza.jpg (8788 バイト)  これは、ボザ。街角のパビリオン(小さな商店)などで売られているのをよく目にするポピュラーな飲み物。
 きっと、初めて見る日本人は『プラスティック容器入りのコーヒー牛乳』と思うだろう。ぼくの同僚もそう信じ込んで、買って飲んだ。飲んでびっくり!コーヒー牛乳とは似てもにつかぬ、奇妙な味。甘酸っぱいドロドロ状の飲み物。
 日本にもボザによく似た飲み物がある。沖縄の「げんまい」がそう。あの味にとてもよく似ている。「げんまい」の原料がなんなのかはっきり知らない(米と黒糖?)けど、ボザは小麦・砂糖などらしい。

 (日本人の)友人には「ボザは苦手」という人が多いけれど、ぼくはかなり好き。たまに買って飲んでいる。新鮮なボザは甘みが強くて、美味しい。時間が経つと、どんどん酸っぱくなる。

 

 【その他、代表的な飲み物】

アイリャン: これは単に水で薄めたヨーグルト。これといった特徴のない飲み物。

タラトール: これは飲み物というよりスープかな。簡単にいうとヨーグルトにキュウリを入れた冷たいスープ。キュウリの他には、パセリなどの香草、ニンニクなども入れる。

 

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 日本のように、ジュースの自動販売機はない。缶ジュースというものはほとんど普及していなく、日本でもここ数年で普及してきたペットボトルが一般的。しかし、ペットボトルジュースはお店でしか売られていない。

 ブルガリアでは、自動販売機は写真のような「紙コップ式コーヒー」のものしかほとんど見ない。
 日本と違って紙幣は使えず、また、販売機自体はお店や建物にめり込んで設置されている。「高額な紙幣を狙われないため」と「販売機ごと持っていかれないため」の防犯対策だろう。実際、半年ほど前に、ぼくの職場1階に機械むき出しで設置されていた自動販売機は、休みのあいだ何者かに盗まれて消えた。

 

 


アルコール類


 

 ブルガリアで主流なお酒は、ビール・ワイン・ラキアかな。そのほかウォッカやウィスキー、ブランデー、ジン、ラム、テキーラなども普通にある。

 ビールの種類は豊富。このHPのトップを飾っている「ブルガスコ」ビールなど、様々な町や地域でビールは作られている。ブルガリアの国産ビールを挙げていくと、軽く10を超えるほど産地(会社)は多い。味は、日本人の好きな辛口は少なく、どの銘柄も比較的あっさりさっぱりの軽め。

 

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 ワインで有名な国だけあって、種類は多い。値段もピンキリ。安いワインは2,3レバ(約100〜150円)で1本(0,7L)買える。7,8レバ(約350〜400円)も出せば、かなり上等なワインが買える。1本20レバ(約1000円)近くもする高級ワインもある。
 気に入ったワインは大きな瓶で買おう。1,5Lの瓶(写真左端)でも普通に売っている。

 

 ラキアはブルガリアの強いお酒。アルコール度数は、ふつう40〜50度ほど。ブドウやマスカット、スモモなどの果実から作られる。

 日本だと『とりあえず生中(生ビール中ジョッキ)!』で始まり、そのあと日本酒や焼酎など強いお酒を飲むというパターンが多い(と思う)。こっちでもそういう人はいるけれど、『とりあえずラキア!』と食前酒にラキアを飲む人は少なくない。「より良い食欲のための食前酒」って言うけれど、食事前の空きっ腹にラキアはぼくには強烈。

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   市販のラキアと自家製ラキア。ラキアはガラス
   製のおちょこみたいな器で飲むのがふつう。
  
Masteka_v_Kamera.jpg (10573 バイト)  アニス酒「マスティカ」は、暑い夏のあいだによく飲む、これまた強いお酒 (マスティカの詳しい説明は「夏」ページ参照)。
 冷やすとお酒に細かい結晶が生じ、まるでダイアモンドダストのようにキラキラと輝いて美しい。だから、飲む前には写真のように冷凍庫に入れておく。

 ラキアやマスティカなど強い酒は小さなグラスに注ぎ、それとはべつの大きなグラスにジュースやアイリャン、タラトールなど注ぎ、いっしょに飲むのが一般的。焼酎のように直接ジュースなどで薄めたりはしないようだ。

 


おまけ 「Бьлгарска техника 」


 最後に、酒豪ブルガリア人たちの“酒飲みの知恵”を紹介。

【テクニックその1】 二日酔い対策
 『飲みすぎで頭が痛い朝には、とりあえずビール1本』だそうです。1本飲めば、
頭痛が消えて、頭もすっきり!というのですが・・・・う〜ん、本当なのでしょうか?
ぼくは何度か試そうとしたのですが、、、、気分の悪い朝からビール飲むという
のを考えただけで、余計気持ち悪くなってできませんでした。
 どなたか実践して報告してください。

 

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【テクニックその2】 栓抜き
 テーブルに栓抜きがなくても、誰も「栓抜きはどこ?」って聞きません。フォークの柄を使って、いとも簡単にシュポッ!っと上手いもんです。
 これは、ぼくの酒飲み仲間から「はやく一人前のブルガリア人になるんだ!」とかなり練習させられました。おかげで、今ではぼくも1発でシュポッ!
  
【テクニックその3】 コルク抜き
 栓抜きテクニックは『あぁ、なるほど。おもしろいなぁ』と思っただけでしたが、このコルク抜きテクニックには『おぉ〜!』とかなりの驚き&感動でした。
 コルク抜きがないときには、まず頑丈な壁と柔らかい服やタオルなどを探しましょう。そして、壁の堅いところにタオルなどをあて、そこにワイン瓶の底を叩きつけます! 4,5回強く叩きつけていると、あら不思議、コルクが徐々に飛び出してくるではありませんか!?
 写真のような小さい瓶(0,7L)のコルク抜きは、上級者向け。初心者は大きい瓶(1,5L)で練習しましょう。

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おしまい


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[2001.12.25 作成]

 

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