Elevator.jpg (12137 バイト)
団地によくあるエレベーター
3人も乗れば、きつきつ
エレベーター
 ホテルはまぁ当然として、団地にも普通にエレベーターがある。団地はたいてい7,8階建てだし、高いところだと15階くらいあるから、必要。

 で、ブルガリアのエレベーターには通常、内扉がない。各階に開閉ドアがあるだけ。日本人なら、これは初め驚くと思う。もし、扉側に寄りかかれば、背中が削れる。ぼくも最初、危険に思った。 でも、慣れればどーってことないです(←何事でも、そうなんだけどね)。

 

 あとついでに、エスカレーターほとんど無いです。ソフィアで2カ所、ツム(超高級デパート)とエンデカ(国立文化宮殿)でしか見たことがない。
 ツムでの話。女の子(推定12歳)が、エスカレーターを怖がって、なかなか乗れなかった。「あぁ、ブルガリア人にはまだまだ珍しいものなんだなぁ」と勝手に思った。たまたま、その女の子だけだったのか!? 真相不明


 

治安について

 ブルガリアの治安は、まぁまぁ良いと思う。ブルガリア人にしても、ぼくら外国人にしても、暮らしやすい国じゃないかな。お隣の某国のように、日本人は中国人と間違われて、歩いていると石を投げられたり、殴られたり、、、、というような事は、まったくありません。たいてい、ブルガリア人はアジア人に対して悪い感情を持っていません。それどころか、日本人に対してはとても良い感情を持っています。日本が戦後、がんばって世界有数の経済大国になったことに対して、ブルガリア人は一種の尊敬の念を抱いているらしい。だから、とても住みやすいのです。

 とくにブルガスは、普通に暮らしている分には、ソフィアより安全な気がする。ただ、マフィアがとても多い町です。ぼくがブルガスに来た前日、ブルガスのディスコで爆弾テロだか銃撃戦があって何人か死んだ、というニュースも聞きました。が、そういうことは稀です。普通に生活していれば、マフィアとは関わることはないし。流れ弾に当たるのも、運が悪い人だけだし、、、、

 とは言っても、日本のように安全バカになっていると危険です。ブルガリアには、スリ・強盗などは日常茶飯事とまではいかなくても、普通によくあることです。同僚も、切り裂きスリ(バスなどの中で、バッグを巧妙に切り裂いて、中身を盗む)にあったし、睡眠薬強盗(睡眠薬入りの食べ物をすすめ、眠らせて、盗む)の話しもよく聞きます。外国人、とくに日本人は“金持ち”だと思われ、狙われやすいのは事実。

 結局は、隙のある人自身の責任なので、『自分の身は、自分で守る』 これが基本です。

防犯対策

 ほとんどの建物(団地、学校、会社など)の1階窓ガラスには、鉄格子が掛かっている。テラスに鉄柵を付けるのも、普通。ぼくの家は、7階だけど、テラスに柵をつけた。
 団地の1階入り口にも、鍵付きの扉があるのも普通。部外者は、通常、団地自体に入れない。ただ、鍵が壊れている(もしくは、鍵を掛けない)入り口も多々ある。
 ドアの鍵も、2,3個付けるのは常識。ぼくのうちは、鍵の代わりに、鉄の扉をもう1枚付けた。これも、こっちではよくある防犯対策。

Door.jpg (13922 バイト)
自分の家のドア
黒いのが、鉄の扉


車の防犯装置

 ブルガリア人は、たいてい車にサイレンが鳴る防犯装置を付けています。この事は、ぜんぜん問題ないのですが、ブルガリア人はこの装置を乱用しすぎ!!

 運転手を呼びたいとき、車を叩いて、サイレンを鳴らします。 他にも、友達の団地に遊びに行って部屋がわからないときに、車蹴ってサイレン鳴らして、友達が窓から顔を出すのを待ったり、、、、

 お陰で、昼はもちろん夜だろうがいつだろうが、毎日、街中あちこちでサイレンの音は絶えません。もうすっかり、この音にも慣れちゃったけどね。
 パトカーや救急車の音、そのためにあんまり目立たないと思うんだけど、まぁ、どーでもいいんだろう。



PostBox.jpg (14959 バイト)  郵便受けは、建物の1階にまとまってあるのが普通。当然、それぞれ鍵が掛かっている。 ちなみに、新聞配達は見たことがない。盗まれるからか? 新聞は、街の雑誌屋で買うのが普通みたい。

 写真は、自分の家のもの。ある日、なんとな〜く隣の郵便受けを自分の鍵で開けてみた。開いた!そのまた隣もやってみたら、それも開いた! 自分の郵便物、大丈夫なのかなぁ、、、、、、、、、隣の人らが気が付かないことを祈る、、、、

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[2001年2月作成]
[2001.3.2 文章一部追記]
[2001.9.2 治安について一部追記]
[2002.10.1 写真の質改善]

 

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