毎日利用している乗り物、バス。街中を走るバスは、たいてい2両の連結式。真ん中はアコーディオンのように蛇腹になっています。長距離バスの場合は、日本と同じ1両だけのバス。 日本と違って、バス停の名前や車内アナウンスなどは無い。だから、最初はいろいろ戸惑ったが、慣れればこっちの方が静かで良い気がする(ただ、運転手が自分の好きな音楽を運転席で流していることは、よくある。こっちの運転手はお気楽に仕事してます)。 また、お客がまだ乗ろうとしているのに動き出すことや、走り出しているのにドアが閉まらなかったりすることもよくある。一度は、走っている途中にドアが開いた(この時は、さすがにブルガリア人も驚いていた)。運転手は適当だし、ボロボロのバスも多いので、仕方がない。気を付けましょ〜 |
パンチ |
バスの切符制度は、ユニーク。 まず、バス停近くのお店で切符(写真右)を買う。バスに乗ったら、すぐに車内の窓付近に設置してあるパンチで、切符に穴を空けます。パンチの、ベロのような板の上に切符を差し込み、板を持ち上げてパッチン!これで完了。 ちょくちょく私服監視員が見回りをしているので、パンチしていなかったり、無賃乗車していると、罰金(切符の10倍程度)を払うか、次のバス停で降ろされる。たとえ同じバス番号でも、パンチの穴は各バス一台一台毎に違うので、切符は1回しか使えない。 という制度。 もちろん、定期もある。ぼくは毎日乗るから、定期を買っていて、監視員にそれを見せれぱOKです。 小さい都市では、この制度ではなく、乗車してからお金を払うところもある。 |
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トランバイ |
トロレイバス |
ミクロバス |
その他、主要な交通機関。 トランバイは、日本でいう路面電車。 トロレイバスは、電車のように電気で走るバス。バス後部にあるアンテナ状のもので、路上の電線から電気を引いてます。トランバイ、トロレイバス、共に路上の電線が必要なので中心街しか走っていません。郊外には存在しない。 ミクロバスは、バスと同じように決まった路線を走っていて、バスより断然スピーディー。でも、バスより高額です。 トランバイ、トロレイバスは、上述の切符制度と同じです。ミクロバスは、乗るときにお金を払う制度。 ミクロバスは、比較的新しいサービスだからか、車体に必ずなんらかの広告が描かれている(写真は、携帯電話会社の広告)。新しい車両のバスも、最近、広告が描かれていることが多い。 ちなみに、どの車両の中にも、日本のように中吊り広告や宣伝ステッカーのようなものは無い。 |
「ちょっと余談」 トランバイに乗っていたときの話。信号で止まったと思ったら、運転手のおばちゃんが突然外に出ていった。あれ?と思って見ていたら、なんとそのおばちゃん路上のお店で買い物しだした。何かちょっとした物(クリスマスの飾りみたいなもの。ちょうど、クリスマス前だった)を買って、すぐに戻ってきたから、特に問題はなかった。けど、『いま、仕事中でしょー!!』 ぼくにはとても面白かった。 |
タクシーは黄色。日本では高級車の代名詞的な“外車”も、ここはヨーロッパなので普通にタクシーやってます(写真:真ん中ベンツ、右側オペル)。 ひと昔前までは、「ぼったくりタクシー」が横行していたらしいけど、最近はほとんどが正規の金額で走ってくれます。料金表の貼付も義務付けられているとのこと。けっこう安全だと思う。 |
その他 バイクやスクーターを見たことがない。存在するのだろうか?? オートマの車も見たことがない。 自転車はごくまれに見ることがある。市街地では便利だと思うのに、普及していない様子。やはり、盗まれるからか?? |
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[2001年2月作成]
[2001.3.2 文章一部改訂]
[2002.10.1 写真の質改善]
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