3月5日、夕方のこと。とてもびっくりでしたね。
仕事を終えて、バス停に向かっている途中、いつものように「なんか、いないかなぁ〜」って道路を見ながら歩いていた。そしたら、サササッって足元で 『ええー、ちょっと待ってよ。まだ3月だよ!?』
いたのは、ヤモリ。まさかこんな時期に爬虫類に会えるとは思ってもいなかった。 じっくりと観察し、道行くブルガリア人には白い目で見られながらも、その場で何枚も写真を撮って、興奮のまま帰りました。
で、家でじっくり写真を見ていたら、あれ? なんか違う。
体のプロポーション、顔つき、目つき、背中の皮膚、模様、しっぽの環状突起からして、勝手に“ヤモリだ!”って決めつけていた。だって、日本のホオグロヤモリにそっくりだったからね。でも、この足って、、、、スキンク類みたいな足。そういえば、指下板もしっかり確認しなかった・・・・。
うーんと、トカゲの一種です。ふ化したてみたいな、すごく小さい個体(体長約4cm)だったから、指下板も発達していなかったのかも?! いや、ブルガリアには、スキンクヤモリの仲間がいるのかも!? ・・・・・・・・・真相はよくわかりませんけど、とにかくかわいいやつでした。
ぼくの家、寝室の窓から外を覗くと、でっかい木が生えています。窓から5mくらい先かな〜、木の枝に鳥が巣を作っているんです。
この鳥は「スブラカ」。パンダやシャチみたいな白と黒の模様が、どこかコミカルな感じ。尾が長いのも特徴で、頭から尾の先まで、おおよそ30cmくらいかな。ソフィアでも幾度か目にしたことがあったけれど、ブルガスではあちこちにたくさんいる。
鳴き声は、あまり美しいとは言えない、独特の声(どことなく、ニホンアカガエルの鳴き声に似ているような?)。 朝、寝室で眠っていても、この鳴き声で、スブラカが巣にやって来たのがわかる。
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